グローバル・ブレインが出資先グロースを支援「Value Up Team」を新設、元ピンタレスト定国氏ら牽引

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グローバル・ブレインが公表したValue Up Team

ベンチャーキャピタルのグローバル・ブレインは9月28日、支援先のグロースを目的とした支援チーム「Valu Up Team」の新設を伝えている。出資先の企業に対して、支援先のニーズに合わせる形で戦略立案・実行を手掛けるもの。テーマとしてはBiz Dev、HR、知財、PRなどの領域で支援する。支援チームには以前、ピンタレスト・ジャパンの代表取締役を努めた定国直樹氏や、メルカリでマーケティング戦略を手掛けた伊藤暁央氏、三陽商会で執行役員として経営戦略に携わった慎正宗氏らが牽引する。

同社代表取締役の百合本安彦氏はコメントで、再現性のある成長支援への注力とスペシャリスト登用に力を入れると語っている。

「これまでもキャピタリストが個人の知見やネットワークを活用してサポートしてきた部分はありますが、キャピタリスト自身にも得意・不得意領域があり経験も異なるため、それぞれのスタートアップが持つ課題に対して的確なサポートが必要十分にしきれないケースもありました。グローバル・ブレインでは各領域の専門性と経験を持つスペシャリストを登用し、また必要に応じて外部パートナーを活用しチームとして支援先をサポートすることで、これまでのキャピタリスト個人の支援以上の成長支援ができるようになると考えています」。

属人的ではなくプロジェクトとしてハンズオン支援するモデル(画像:グローバル・ブレイン)

複数事業の立ち上げからその営業支援、デジタルマーケティング、採用、IPO戦略、法務、知財、ファイナンス、PR、バックオフィスなど、スタートアップの成長に必要なテーマを聞き出した上で伴走する。また、採用についてはGBHRという専門法人を立ち上げており、ここと連携して支援する。

具体的な支援ケースとして同社の出資先であるアクセルスペースがあり、同社が手掛ける衛星画像提供の展開可能性のある業界や企業の特定、拡販に向けたパートナー戦略立案から提携交渉、BtoB営業実行支援などが実行された。

ここ1、2年、ベンチャーキャピタル各社は個々のキャピタリストによる属人的なハンズオンから、チーム戦に移行を続けてきた。直近でもサイバーエージェント・キャピタルやYJキャピタルがそれぞれのグループ力を活かした支援の方向性を模索したり、協業促進させるイベントを開催するなどしているし、PKSHA Technology Capitalのように、自社が持つ技術に特化した支援を展開する例も出てきている。

グローバル・ブレインの現在の体制は70名ほどで、同社によれば、これらの支援体制強化をさらに進めるほか外部のパートナーとの連携も強化するという。