クラウドファンディング「READYFOR」、シリーズBで約10億円を調達——ローンチから10年、「寄付市場のデジタル化」推進へ

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「READYFOR」

クラウドファンディングサイト「READYFOR(レディーフォー)」を運営する READYFOR は29日、シリーズ B ラウンドで約10億円を調達したことを明らかにした。このラウンドに参加したのは、グロービス・キャピタル・パートナーズ、セールスフォースベンチャーズ、JIC ベンチャー・グロース・インベストメンツ、三菱 UFJ イノベーション・パートナーズ、南都キャピタルパートナーズ、ベンチャーラボインベストメント、あおぞら企業投資。

同社にとっては、2018年10月のシリーズ A ラウンド、2019年3月のシリーズ A エクステンションラウンドに続くものだ。今回の調達を受けて、同社の累積調達金額は20億円を超えたと推定される。INITIAL が公表しているシリーズ B ラウンドの調達後推定評価額は約89.5億円。同社では調達した資金を活用して、「寄付市場のデジタル化」を推進し「社会を持続可能にする新たな資金流通の仕組み」を実現するとしている。

Readyfor(当時の表記)は2011年3月、米良はるか氏が東大発ベンチャーのオーマの事業の一つとしてサービスを開始。2014年7月には米良氏が代表取締役となって新法人 READYFOR を設立、オーマから事業を引き継いだ。シリーズ A ラウンドは、創業から7年半を経て初のエクイティファイナンスとして話題を呼んだ。READYFOR は今月、サービス開始から10年目を迎え、実行者には「継続的に活動を続けるための資金獲得の基盤」、支援者には「想いを適切に届ける支援体験の強化」を行うとしている。

via PR TIMES

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