
Image credit: Sekiko Suzuki
インフルエンサーマーケティングやファンコミュニティアプリ「Fanicon」を運営する THECOO は18日、東京証券取引所に提出した上場申請が承認されたと発表した。同社は12月22日、東証マザーズ市場に上場する予定で、みずほ証券が主幹事を務める。証券コードは4255。20万株を公募し、30万700株を売り出す。なお、オーバーアロットメントは7万5,100株。
想定発行価格は7,180円で、時価総額はおよそ145.1億円になる。価格の仮条件は12月3日に決定し、ブックビルディング期間は12月6日から12月10日を通して実施される。最終的な公開価格決定日は12月13日。有価証券報告書によると、同社の2020年12月期における売上高は23億2,006万円で、経常損失は6,067万円、当期純損失は6,567万円。
THECOO は2014年1月に創業。当初はオンラインマーケティングのコンサルティング会社だった。その後、YouTuber と企業を繋ぐマッチングサービス「iCON CAST」、インフルエンサーマーケティングツール「iCON Suite(アイコンスイート)」、Fanicon などを立ち上げた。Fanicon には、アーティストや俳優、アニメコンテンツやテレビ番組企画など2,000以上のコミュニティが立ち上がっている。
昨年には、コロナ禍でリアルイベントを開催できないアーティスト向けにチケット制ライブ配信サービス「Fanistream」を開始した。今年3月には、東京・新宿御苑にライブ配信スタジオ「BLACKBOX³」を開設した。
株式の保有比率は、創業者で CEO の平良真人氏の資産管理会社ハイアンドドライ(20.96%)を筆頭に、日本ベンチャーキャピタル(2つのファンドを通じて、5.99%)、Z Venture Capital(9.25%)、平良氏(7.11%)、武井哲也氏(5.10%)、D4V(4.52%)などが続いている。
<THECOO のこれまでの軌跡>
- エンタメテック「THECOO」がソニー・ミュージックなどから7.1億円調達
- 会員制ファンコミュニティアプリ「fanicon」運営のTHECOOが総額3億円の資金調達を実施、コアなファンのコミュニティ形成を強化
- インフルエンサー特化の会員制ファンコミュニティアプリ「fanicon」をTHECOOが公開、各プラットフォームの視聴者をファンクラブ化
- THECOO、インフルエンサーマーケティングを効率化するツール「iCON Suite」ビジネス版公開
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