XTech Ventures(クロステック・ベンチャーズ) は13日、2021年2月に組成開始を明らかにしていた(実際の組成開始は2020年12月)2号ファンドをファイナルクローズしたと発表した。当初調達上限額を100億円に設定していたが、最終的にオーバーサブスクライブして約130億円を調達し着地した。
53億円だった1号ファンドの2倍以上の金額となる。5月11日までに23社への投資を実行済だ。2号ファンドの組成時には、チケットサイズ1.5〜2億円程度で40〜50社への出資を目指すとしていたので、概ね半数への出資が完了していることを意味する。
以前から運用している1号ファンドについては、投資した39社のうち、2021年に伝えたトリコ、スペースマーケット(東証:4487)、オネストフードのイグジットに加え、直近の約15ヶ月でスローガンが IPO、モノカブとアンターが M&A、コールドクターがトレードセールの形で、それぞれイグジットしている。
2号ファンドからの投資先のイグジットについては、今のところ明らかになっていない。2号ファンドでは、最初のラウンドで投資したスタートアップに対し、のちのラウンドでフォローオン出資する事例が増えているという。
XTech Ventures は今年2月、インキュベーションプログラム「X-Gate」をローンチした。このプログラムの第1期には6社が採択されたことが明らかになっている。
via PR TIMES
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