テレワークスペースの一元管理サービス「テレスペ」運営、5,300万円をシード調達

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Image credit: Telework Technologies

テレワークスペースの一元管理サービス「テレスペ」を運営するテレワーク・テクノロジーズは30日、シードラウンドで5,300万円を調達したと発表した。今回の調達で累計資金調達額は1億円となった。このラウンドに参加した投資家は、既存投資家のガイアックス(名証:3775)、Chatworkの CEO 山本正喜氏、元アンカー・ジャパン代表取締役の井戸義経氏ら複数の個人投資家。

調達した資金はスペース提供各業界の予約管理システムとの接続強化に用いられる。

テレスペは社員のために働く場所を確保したい法人の総務部と、法人に場所を提供したいスペース提供各社の両方の課題を解決するソリューションだ。スペース提供各社の予約管理システムとテレスペ間、また大企業社内システムとテレスペ間でAPI連携を行うことで3つの機能を提供する。

  • スペース提供者向け:スペース管理機能
  • 法人社員向け:スペースの貸し手と借り手を繋ぐテレワークスペース検索・予約サービス
  • 法人総務部向け:社員・利用スペース一元管理機能

テレスぺが特徴的なのは法人がスペースをオーダーメイドして従業員に提供できる点だ。各法人の総務部は、テレスぺで表示されているリストの中から、利用可能なスペースの候補を従業員に提示可能で、社員1人あたりの上限額設定、スペース毎の会社負担割合の設定などオリジナル予約サイトを無料で構築できる。

2023年末までに東京、神奈川、大阪及び全国の主要都市で、テレワークスペースが表示される状態を目指すという。

via PR TIMES

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