
Photo credit: Kredivo Holdings
Kredivo とKrom Bank Indonesia の親会社 Kredivo Holdings(旧 FinAccel)は、2億7,000万米ドルを調達しシリーズ D ラウンドをクローズした。
このラウンドは、日本のみずほ銀行がリードし(1億2,500万米ドルを出資)、Square Peg Capital、Jungle Ventures、Naver Financial Corporation、GMO Venture Partners、Openspace Ventures などの既存投資家も参加した。
Kredivo Holdings の CEO Akshay Garg 氏は、次のように述べている。
今般のデジタルバンキングへの進出は、既存の Kredivo 製品との相乗効果が深く、また、東南アジアの数千万人の消費者に選ばれるデジタル金融サービスプラットフォームとなるために、非常に有望なチャネルを開くものだ。
みずほ銀行の常務執行役員で、リテール・事業法人部門副部門長の堀内大輔氏は次のように述べている。
Kredivo は東南アジアで輝かしい実績を持ち、深いデータパートナーシップを活用し、銀行並みのリスク指標を維持し資本効率の高いビジネスモデルを構築しながら、インドネシアや東南アジア内での金融包摂を促進している。
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Photo credit: Kredivo Holdings
2016年に設立された Kredivo は、デジタル金融サービス業界のリーディングプレーヤーだ。独自の AI を活用したリアルタイムの判断に基づき、e コマースやオフラインでの購入、個人ローンなどの即時信用融資を顧客に提供している。商品には、オンラインおよびオフラインの BNPL(後払い)サービス、個人ローン、クレジットカード(物理カードとバーチャルカード)、ネオバンク「Krom」などがある。
2021年、Kredivo はVictory Park Capital(VPC)が出資する特別目的買収会社(SPAC)VPC Impact Acquisition Holdings II(VPCB)と合併し、アメリカで株式公開する計画を発表した。しかし、その1年後に計画は中止された。
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