おとり物件無しの賃貸部屋探しサイト「airdoor」運営、1.5億円をプレシリーズA調達——DEEPCORE、HAKOBUNE、DNX Vから

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Image credit: Airdoor

オンライン賃貸不動産プラットフォーム「airdoor(エアドア)」を運営するエアドアは25日、プレシリーズ A ラウンドで1.5億円を調達したと発表した。このラウンドは DEEPCORE がリードし、HAKOBUNE、DNX Ventures が参加した。DNX Ventures は、エアドアのシードラウンドに続くフォローオン。エアドアは2020年9月、不動産業界特化型 SaaS「いい生活」や OYO Hotels などで10年の不動産業界経験を持つ鬼頭史到氏(現、代表取締役)により創業。2022年2月から airdoor を提供している

一般的に、賃貸物件を借りる場合、仲介会社(客付の不動産業者)は家賃の1ヶ月分に相当する金額を手数料と徴収することが多いが、エアドアでは、プラットフォームである同社が物件の管理会社(元付の不動産業者)から掲載料を徴収するビジネスモデルにより、手数料を無料または2.2万円に均一化している。手続はオンライン申込のみで、重要事項説明はビデオ通話サービスにより行う(IT 重説)。

airdoor 絵は、管理会社の扱う物件のみが掲載されるため、仲介会社による他社管理物件の重複掲載がなくなり、結果として、いわゆる「おとり物件(物件が成約済にもかかわらず、客寄せのために掲出された物件)」が排除される。エアドアはサービス開始から1年で、提携する管理会社は70社、管理戸数は140万戸を突破したことを明らかにした。同社では調達した資金を、物件数拡大に向けた管理会社との提携推進やカスタマーサポートの強化、不動産会社とのデータ連携システム強化・開発費に充てるとしている。

via PR TIMES     Summarized by ChatGPT

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