北九州および沖縄・コザに拠点を置く HANATABA は10日、ChatGPT などを活用した学習支援サービス「どこでも自習室」をローンチした。また、HAKOBUNE とエンジェル投資家の麻生要一氏から資金調達したことも発表した。調達ラウンドと調達金額は明らかにされていない。
どこでも自習室は、塾経営者が生徒に提供できる学習支援サービスだ。タイマー機能や AI 学習検知を用いて、生徒が集中して学習できる環境を整えることで、自主的な勉強を促進し、地域格差の縮小や多様なライフスタイルにあわせた学習目標の達成に貢献を目指す。
具体的には、学習状況の把握、GPT を利用した質問対応、オンライン環境の最適化を提供し、学習効果を最大化を行う。また、塾運営者向けには、小規模な学習塾や家庭教師の先生でも簡単にオンライン自習室を運営できるように設計されており、運用面での手間が軽減される。
HANATABA は2021年10月に創業。これまでに、Web 上で花束を作って贈れるサービス、プログラミング学習の伴走サービスなど複数の Web サービスを手掛けてきた。昨年には、Zoom での会議進行を自動化するサービス「tender」をローンチしている。
今回調達した資金は、サービスの拡大と改善、マーケティングと広告宣伝活動、技術開発と人材強化に用いられる。
via PR TIMES
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