イスラエル発乗り換え案内アプリのMoovit、オーストラリアに進出

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Moovit

<ピックアップ>Transport app Moovit has arrived in Australia

日本に暮らしていると、電車やバスが時間通りに来ることが当たり前に感じてしまいますが、海外の都市だと時間通りに来ることはあまりなく、そもそも時刻表自体がないところもあったりするほど。

なので、海外でそうした交通機関を利用する際には、ナビゲーションアプリは必須。イスラエル発のmoovitは、行きたいところを指定すれば詳細な乗り換え案内ができるサービス。どのバス停に乗ればいいか、いまバスや電車がどこにいるか、ということが分かるアプリです。そんなMoovitが、オーストラリアに展開し、シドニーやメルボルンなどで利用することができるようになっています。

最近では、バスの停留所や行先表などがオープンデータになっていることで、日本でも詳細なバス乗り換え案内アプリが誕生していますが、海外でもまさに同じような現象が起きています。さまざまなデータを活用し、人の行き先を詳細にサポートすることで、便利にまちなかを歩くことができます。

さらに、このMoovitはNokiaやSeqoia、Bernard Arnault Groupなどから合計で5000万ドルを資金調達したスタートアップでもあり、人の交通網を抑えたサービスに企業やVCも期待していることが伺えます。例えば、乗り換えの検索状況ログをもとに、人がどのように動いているのかをビックデータ解析する、ということも考えられます。

乗り換え案内、日本だと当たり前なサービスですが、実はグローバル展開をするチャンスなのかもしれません。

via Masshable

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