米国特許標商事務所はMicrosoftに対し、見ているものに対する着用者の情動反応を読み取ることができるメガネの特許を許可した。
この特許は、ウェアラブル情動感知反応システムと呼ばれる。
テレビを見ていて急にサッカーが始まれば、姿勢が変化し微笑むかもしれない。このシステムはこうした人の感情変化を見分けることができる。
特許によると、「起動している間にこのデバイスは、センサーで検出された入力値と人や霊長類の身振り、表現、姿勢、およびスピーチのデータベースとを比較し、対象者の感情を認識する。センサーにおけるインプットデータの解釈が終わると、着用者にフィードバックが返される」という。
一旦データベースが着用者の感情を認識したら、ユーザの視界には様々な関連のコンテンツが表示される。
これは逆にも機能する。着用者がこのメガネを通し誰かを見ていたら、その人物の感情状態や姿勢、顔の表情を読み取ることもできるのだ。
つまり、もし着用者がスピーチをしていて、メガネが聴衆の退屈な様子を感知した場合、スピーチに冗談の一つでも盛り込むことを提案されるかもしれない。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
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