社内ナレッジ共有ツール「Qast(キャスト)」運営、4.5億円をシリーズA調達

SHARE:
「Qast(キャスト)」
Image credit: any

社内ナレッジ共有ツール「Qast(キャスト)」を運営する any は15日、シリーズ A ラウンドで4.5億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、DIMENSION、​​Archetype Ventures、みずほキャピタル、ICMG Partners、新生企業投資。

これは any にとって、2021年6月に実施した1.5億円の調達(デットを含む)に続くものだ。​​Archetype Ventures は前回ラウンドに続くフォローオンでの参加。今回の調達を受けて、any の創業以来の累積調達額は、明らかになっているものだけで7億4,500万円に達した。

Qast は Q&A と Wiki をベースにした、社内ナレッジの共有・活用特化型クラウドサービス。添付した PDF などのデータの中まで検索対象になるため、分散化しがちな社内データへのアクセスが改善される。サービス開始から4年が経ち、現在5,000社が利用する。

今回の資金調達を受けて、any では全職種(ビジネス、開発、コーポレート)における体制強化を図るための人材採用、ナレッジマネジメントを組織に浸透させるために一連のサイクルを回す独自の仕組み「Qast サイクル」の開発を進めるとしている。

via PR TIMES

 

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する