【翻訳 by Conyac】 【原文】

 我々が、中国のモバイルメディア企業「Sky-mobi（斯凱）」に最後に話を聞いたのは、この4月におこなわれた「Global Mobile Internet Conference（GMIC）」でのことだった。

CEOの Michael Song 氏は、同社のIPOへの道のりを語り、ユーザー体験や価値が新たなユーザーをもたらす鍵であると指摘していた。おそらく、それが今回発表されたWeibo（新浪微博）との提携の背後にある動機だったのだろう。

Sky-mobiは先日、同社のMaopao（冒泡）コミュニティーユーザが今後、Sina Weibo をダウンロード可能なアプリとして利用できるようになると発表した。正直言って、筆者はMaopao を利用したことがないのだが、iChinaStock がおこなったSky-mobi CFOの Carl Yeung（楊家康）氏の素晴らしいインタビューによれば、同ネットワークは1500万人のアクティブユーザを抱えていると言われており、主に低・中所得者向けのフィーチャーフォン・ユーザをターゲットにしている。

 Michael Song 氏は、発表の中で今回の提携について次のようにコメントしている。

「Weiboというマイクロブログのような楽しい機能をMaopao のプラットフォームに導入することは、Sky-mobi が抱える何百万というユーザが世界トップクラスのメディアやエンターテイメントを楽しめる選択肢が広がるということです。モバイルユーザは素晴らしいマイクロブロガーですし、Weibo を導入することでMaopao の固定ユーザがさらに増すと思われるので、今回の提携は両社とも互いにメリットをもたらすものなのです」。

Sina Weibo に関して言えば、この提携により中国のモバイルユーザをさらに取り込むことになりそうだ。Sina Weibo は現在2億人以上のユーザーを抱えている。

【via Penn Olson 】 @pennolson