THE BRIDGE

タグ trippiece

trippiece(トリッピース)が英語版をローンチ、シンガポール法人の設立でアジアから日本への観光需要を開拓

SHARE:

ユーザが旅行計画を作成し、同じ旅に参加する仲間を集められるサービス「trippiece(トリッピース)」は今日、海外から日本を訪問しようとする外国人ユーザ向けの英語版サイトをローンチしたと発表した。2011年のサービス開始以来、海外へ渡航する日本人を対象としてきた trippiece だが、英語版のローンチにより世界展開を狙う。 英語版ローンチに先立ち、今年1月にはシンガポール法人を設立。日系企業…

trippiece_featuredimage

ユーザが旅行計画を作成し、同じ旅に参加する仲間を集められるサービス「trippiece(トリッピース)」は今日、海外から日本を訪問しようとする外国人ユーザ向けの英語版サイトをローンチしたと発表した。2011年のサービス開始以来、海外へ渡航する日本人を対象としてきた trippiece だが、英語版のローンチにより世界展開を狙う。

Shuying-Yao
シンガポール法人のShuying Yao氏

英語版ローンチに先立ち、今年1月にはシンガポール法人を設立。日系企業での勤務経験のある Shuying Yao 氏を現地スタッフに起用し、アジア各国でのユーザ・コミュニティのエンゲージメントや、マーケティング活動を推進してゆく。なお、現在のところ、英語以外のアジア各国言語でのサービス提供は予定していない。

trippiece ではユーザが旅の計画を作り、その計画に賛同した他のユーザが集まるしくみだ。したがって、この種のインターネット・サービスでは、立ち上がりの段階で、いわゆる〝にわたま問題〟が付きまとう。旅の計画が無ければユーザは集まらないし、ユーザが集まらなければ計画も増えてゆかない。

trippiece の設立者でCEOである石田言行(いあん)氏は、日本語版の立ち上げの際に〝にわたま問題〟の辛酸を舐めていて、この経験を踏まえて英語版では対策を講じているという。

旅の質を向上させるため、英語版では日本在住の外国人を中心に、我々の選んだユーザに日本の旅を企画してもらおうと思っています。彼らが旅を牽引すれば、旅に参加する外国人ユーザは言葉の問題も心配する必要が無いでしょう。

しかし、最初はなかなかユーザ任せだけでは、コミュニティが形成されません。英語版ローンチの段階では、弊社主導のものも含め、約30件の旅の計画を掲出する予定です。KPI として何人のユーザがサインアップしてくれるかは意識しておらず、むしろ、英語版ローンチから半年以内に trippiece を使って1,000人のユーザが旅をしてくれることが目標です。

この分野には、あそびゅーVoyaginPlayLifeTrip など実に数多くのサービスが存在する。比較的古参とも言える trippiece の強みは何だろうか。

trippiece がユニークなのは、ユーザ体験のきっかけそのものを作っているという点です。その結果、他サイトでは、旅やレクリエーションが複数回に渡って提供され売上を出すモデルでしょうが、trippiece では旅は一回こっきりです。つまり、旅そのものというより、旅を通じてユーザのソーシャルグラフの形成をお手伝いしているのです。

結果として、trippiece の日本語版では、ユーザから自発的に「ダイビング部」などのコミュニティが自己増殖している。具体的に統計があるわけではないが、同じ旅に参加したユーザ同士がカップルになったケースも少なくないだろう。

日本では、政府や地方自治体が MICE の需要開拓に力を入れ始めており、2020年のオリンピックを前に訪日客年間2,000万人の達成が目標に掲げられている。その一翼を担うべく、trippiece では英語版立ち上げから一年後までに、サービス利用により訪日ユーザ1万人の達成を目標に掲げている。

----------[AD]----------

Japan Startup Awardにノミネートされた2つの旅行関連スタートアップ、あそびゅーとTrippieceを比べてみる

※本稿は、Mona Nomura(もえ/@mona)によるゲスト寄稿だ。彼女はサンフランシスコ・ベリアで育ち、ロサンゼルスに短期滞在しながら、ニューヨークで約11年生活した。これまで、常にテクノロジー、スタートアップのメンタリングやアドバイスに関わってきた。最近、東京に移住し、日本での生活を初めて楽しんでいる。イベントで彼女を見かけたら、ためらわずに声をかけてほしい。 この記事は英語で書かれた記事…

Mona Nomura※本稿は、Mona Nomura(もえ/@mona)によるゲスト寄稿だ。彼女はサンフランシスコ・ベリアで育ち、ロサンゼルスに短期滞在しながら、ニューヨークで約11年生活した。これまで、常にテクノロジー、スタートアップのメンタリングやアドバイスに関わってきた。最近、東京に移住し、日本での生活を初めて楽しんでいる。イベントで彼女を見かけたら、ためらわずに声をかけてほしい。


asoview-trippiece-wide

この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

本稿は、Japan Startup Award にノミネートされたスタートアップのレビューの一部だ。

アメリカでは、この数年間で旅行関連スタートアップが急増した。日本では、Trippiece やあそびゅーが、昔ながらの独占的な旅行業界をディスラプトしようとしている。

trippiece-screener-280x204Trippiece は、Gogobot に最も似ているサービスと言えるだろう。多くの人が知るように、Gogobot はアメリカでは最もユーザ訪問数が多い旅行スタートアップで、2013年現在、AirBnB や Hipmunk をも抜いている

Gogobot は旅程を作る上でソーシャルグラフを利用するが、Trippiece はユーザ生成コンテンツにスポットを当てている他、大手旅行代理店と提携している点で、Gogobot よりも一歩先を行こうとしている [1]

2011年3月のローンチ以降、同社のユーザ数は5万人を超えた。しかし CEO は彼らのロードマップを達成するには、まだ長い道のりがあると語っていたリピートユーザは30〜40%で、全ユーザの6割以上がモバイルからアクセスしており、彼らは日本の旅行者のニーズに合致していると言えるだろう。

日本のインターネットユーザの行動は急速に変化しており、消費者は今までになくモバイルを使うようになった。アナリストは、2014年までに全ユーザの60.2%がスマホに切り替えるだろうと予測している。Trippiece は、ユーザの多くがモバイルを利用しており、このスマホシフトの先を行っていると見ることができる。

あそびゅーは、アドベンチャー体験サイト Zozi の初期に似ている。あそびゅーは460以上のパートナーと提携しており、中でも最大なのは Yahoo トラベルとの提携である。スカイダイビングやアイスクライミングのようなニッチで従来にはなかった旅行体験から、イルカと泳げる楽しい体験まで、ユーザの興味を満たそうとしている。残念ながら、あそびゅーの収益やユーザ数についての情報は無いが、今後詳細な情報が得られれば、本サイトでお伝えしたい。

Trippiece、あそびゅーの両者に、火曜日の Japan Startup Award での健闘を祈りたい。

asoview-wide-620x329


  1. JTB などの旅行代理店が含まれる。詳細はこの記事を参照。
----------[AD]----------

〈東京スタートアップ・オフィスツアー〉皆で旅するTrippiece、来年2月に英語版を立ち上げ、シンガポール進出へ

SHARE:

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 本稿は、「東京スタートアップ・オフィスツアー」シリーズの一部だ。 Trippiece は東京を拠点とするスタートアップで、旅行計画を作成し、同じ旅に出かけてくれる友人が集められるサービスだ。同社は最近、シリコンバレーの投資会社 Draper Nexus から2億円を調達したのは記憶に新しい。これは2012年、同社が日…

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

本稿は、「東京スタートアップ・オフィスツアー」シリーズの一部だ。

Trippiece は東京を拠点とするスタートアップで、旅行計画を作成し、同じ旅に出かけてくれる友人が集められるサービスだ。同社は最近、シリコンバレーの投資会社 Draper Nexus から2億円を調達したのは記憶に新しい。これは2012年、同社が日本のネットマーケティング会社のオプトやインキュベーション会社の Movida Japan から得た、シードラウンドの資金調達に続くものだ。

最近、彼らはオフィスを移転したと聞き、渋谷の新オフィスを訪ねた。CEO の石田言行(いあん)氏と CFO の小泉文明氏 [1] に、最近調達した資金の使途について聞いた。

石田氏は、来年2月にシンガポールに初の海外オフィスを設立し、世界展開を強化する予定であると教えてくれた。

現在、シンガポールにいる人物と話を進めており、来年早い時期に彼女を核としてオフィスを立ち上げる予定です。新オフィスはアジア地域の中心に位置することになるので、より多くのアジアの人々が我々のサービスを使い、日本に旅することを支援できるでしょう。Meetrip や Voyagin [2] のような他の旅行サービスとは対照的に、我々は旅の目的地で地元体験を提供するのではなく、今までに訪問したことの無い目的地をアドバイスするサービスです。したがって、彼らとは競合しません。

Trippiece のコンセプトは、「地元のビジネス、目的地については、地元の人に訊け」だ。したがって、シンガポール・オフィスは日本人を担当させるのではなく、シンガポール現地の人を雇用することになるようだ。

ユーザが Trippiece の旅の情報にモバイルでもアクセスしやすくするため、同社は8月に iOS アプリをリリースした。Android 版は今年末までにリリースされる予定だ。このアプリは、ユーザが選んだ好きな旅行計画に他ユーザからコメントがつくと、ノーティフィケーションが届く機能を持っており、ユーザ・リテンションに効果が期待できる。

Trippiece は JTBHIS のような旅行代理店とも提携し、共同でプロジェクトを進めている。また最近同社は、観光庁長官賞も受賞した。石田氏によれば、このような提携や受賞が Trippiece の名前を広め、消費者の信頼を得る上で一役買っているらしい。

今後の世界展開については、同社は2月に英語版を立ち上げ、外国人が日本の旅行体験を理解しやすくするため、インターフェースは写真やビデオが豊富なものとなる予定だ。日本政府や観光庁などは、Japan Anime Expo に代表されるように、世界中で多くのショーケース・イベントを開催しており、Trippiece はこのような場で、日本文化を愛し、日本に旅する可能性がある人々にサービスを紹介していく考えだ。

石田氏や小泉氏を含め、同社はエンジニア、デザイナー、旅行業務取扱管理者などからなる7人のチームで構成されている。

trippiece-10
会議室にあるプラモデルの飛行機。
trippiece-9
CEO の石田言行(いあん)氏は、オーストラリア人スイマーの Ian Thorpe を敬っている。ファーストネームが同じだからだ。

trippiece-8

trippiece-6
観光庁長官賞の表彰額。

trippiece-5

trippiece-4

trippiece-3

trippiece-2

trippiece-1


  1. 小泉文明氏は以前ミクシィで、CFO を務めた。
  2. Meetrip は今月初め、日本のソーシャル・ゲーム・デベロッパ Donuts に事業譲渡された。Voyagin は現在、シンガポールにオフィスを開設中である。 
----------[AD]----------

理想を高く、情熱を持って取り組め−−トリッピース石田氏が語る「サービス立ち上げと成長の軌跡」

SHARE:

サービス立ち上げのためには、核となる思いや創業者の経験があるかどうかが重要だ。その思いを情熱を持って取り組み、形にしていくことが創業者には求められる。 トリッピース代表取締役CEOの石田言行氏は、みんなで旅を作るソーシャル旅行サービス「トリッピース」を運営し、現在ではユーザ数5万人を超えるサービスとしてユーザに旅行の新しい体験を提供している。 同氏がMOVIDA SCHOOLで語った、サービス立ち…

サービス立ち上げのためには、核となる思いや創業者の経験があるかどうかが重要だ。その思いを情熱を持って取り組み、形にしていくことが創業者には求められる。

トリッピース代表取締役CEOの石田言行氏は、みんなで旅を作るソーシャル旅行サービス「トリッピース」を運営し、現在ではユーザ数5万人を超えるサービスとしてユーザに旅行の新しい体験を提供している。

同氏がMOVIDA SCHOOLで語った、サービス立ち上げと成長の軌跡についてまとめた。

IMG_8978_2

アイデアではなく、体験から作ったサービス

学生時代に、バングラデシュにあるグラミン銀行を見に行きたいと考え、その気持ちをTwitterで投稿したら共感した18人が集まって一緒に旅行することになった。そのバングラデシュスタディツアーが自分自身の大きな感動体験であると同時に、トリッピース立ち上げのきっかけとなった。その体験を仕組み化できないかと考え、起業することにした。

アイデアだけだと確たるものがなくぶれてしまうことがあるが、体験から導き出したものだからこそ自分の中に絶体的な軸がある。自分の中の軸を持っているからこそ、サービスの本質を常に意識することができる。

メンバー全員が同じ思いを共有すること

起業にあたり、ビジネスコンテストなどに出場しながらサービスをブラッシュアップしていった。2011年5月にα版をリリースしたが、デザインはクラウドソーシングで頼んだ海外のデザイナーだったため、サービスに完全にマッチするとは言えなかった。

その後、メンバーと一緒にシリコンバレー合宿に行った際、当時シリコンバレーにいた現楽天の本間毅氏から「トリッピースを一言で表すと何?メンバー全員が同じ説明ができる?」といった言葉に自信を持って返事できなかった。そこから、メンバー全員で改めてトリッピースについて議論し、自分自身が経験した体験をメンバー全員と思いを共有することに時間を費やし、トリッピースとは何かを深く考えた。

立ち上げのコアメンバー全員が、同じ哲学を持ってプロダクトに取り組まなければ、どこかで歪が出てしまう。みんなが同じ思いと方向を向くためには、サービスについての統一した考えができるまで議論することが大切だ。

自分の思いが形になったことへの自信

2012年の2月から3月にかけて、南米マチュピチュのウユニ塩湖ツアーに40名が参加した企画が1つのターニングポイントだった。それまでトリッピースでは様々な企画が立ち上がっていたが、その多くは自分が企画したものばかりだった。

しかし、このウユニ塩湖企画は始めて自分以外の人が立ち上げた企画だった。自分が企画していない旅行だったがツアーは大成功し、参加した人たちが投稿した様々な写真を見てとても感動した。

それまでは自分の経験をもとにサービスを作っていたが、本当にみんなも自分と同じ感動を経験してくれるのかが分からなかった。しかし、ウユニ塩湖企画を通じて自分の考えが間違っていなかったことを確信し、今に至るまで様々な場でも自信を持ってプレゼンすることができた。

メンバー間の相互理解を図ること

サービスを設計する際、自分はエンジニアではない経営者だからこそ、エンジニア自身のことをできるだけ深く知ろうと言い方や話し方、エンジニアの思考などを把握しようと取り組んだ。エンジニアを知り、意思疎通ができることでしっかりと形に落としこむことができる。

オフィス作業もいいが、合宿など場所を移すことで新しいアイデアが生まれたり建設的な議論をすることができる。メンバー間のコミュニケーションのためには、定期的にいつもと違う環境を作ることで、互いの理解を深めることができる。

メディア露出のタイミングときっかけを作る

様々なメディアに露出するためには、テレビなどのニーズを把握しておくことは大事だ。旅行の特番がどういった時期に放映されるのかなど、タイミングを考慮しながら日々コミュニケーションを取るべきだ。また、サービスがどのようにカテゴライズされているかなど、自身の立ち位置なども把握しておいたほうがいい。

イベント登壇も積極的に行ったほうが良い。コラボを期待している大手事業者との接点も作りやすく、事業者のファンをこちらのサービスに引きこむことで相乗効果も生まれやすくなる。費用対効果の高いマーケティングが可能だ。メディアや事業者とのきっかけのための露出施策を考えよう。

ユーザとしっかり向きあうこと

定期的にトリッピースのユーザ交流会を開き、親交を深めながらコミュニティを作っている。さらに、ユーザとの日々の情報交換などの手段として、イベントやコミュニティはうまく機能する。リアルな場はとても重要だ。

また、個人的にも週一程度で直接ユーザと会いながらヒアリングを行なっている。サービスを使ってもらっているユーザと向き合い、喜びや感動を共有するだけでなく、どのような改善策が有効かをユーザと一緒に考えていくことができる。経営者として、ユーザとしっかり向きあうことは大切だ。

良いアドバイスを聞き、自分の頭で考えること

サービスに対して多くのアドバイスを頂くことがあるが、すべてのアドバイスを受け入れようとするとサービスがぶれてしまう場合がある。参考となるメンターを数人作り、日々コミュニケーションとりながらアドバイスを聞き、そのアドバイスもとに自分自身でしっかり考えることだ。

もちろん、多くの人たちからいただいたアドバイスはすべてメモをしておくが、それらをすべて考慮しようとすると手足が止まってしまう。いいアドバイスのせいで手足が止まってはサービスにとって本末転倒だ。メモをしつつ、適宜参考にするような形でアドバイスを受け入れつつ、自分自身で納得する形で実行していく。

メンバー間で課題を共有し、進捗共有を図る

当初は出勤時間などもなく進めていたが、毎日朝会をやり、その日のタスクの確認などを共有化したことで作業効率が大幅に上がった。日々顔を合わせて課題を共有しながら自分たちの進捗を共有し、同じ目標に向かって突き進むための時間をとることは、チームにとって大きな意味を持つ。

朝会と同時に、スケジュール管理を徹底することは大切だ。後ろ倒しになる会社の文化を作ると、スタートアップとしての勢いがなくなってしまう。スケジュール管理は徹底したほうがよい。

選択と集中でKPIを設定する

始めは、トリッピースとしてのKPIを設定することができなかった。しかしある程度ユーザ数が増えてきたことで、何が大事でどこを重視するべきかが見えてきた。トリッピースとしてのKPIを設定し、PDCAを回しながら日々改善を実施したことでサービスのクオリティが良くなってきた。選択と集中といった言葉があるように、正しいKPIを設定し、ユーザの動きとニーズに答えながら徹底的にサービスの向上を図っていこう。

日々、経営者はリクルーティングの意識を持つこと

新しい人材、新しいメンバーが入ることでチームのチベーションが上がることは多い。リクルーティングのためには、候補となる人と定期的に会って話をすることは大切だ。会社員であれば企業をすぐに退職することは難しいため、時間をかけて口説きリクルーティングのための調整をしていく。

良い人材獲得のためには、目先のことだけでなく数年後を見越してメンバー構成を考えていかなければいけない。一人でも多くの人材を獲得できる環境を作り、リクルーティングの意識を日々持ちながら妥協をせずに取り組んでもらいたい。

理想を高く、情熱を持って取り組め

トリッピースは、自分の情熱そのもののサービスだ。創業者に似ているサービスは良いという話を聞くが、まさにサービスと自分とが一体化しているからこそ軸がぶれない。自分の思いを拡張し、大きな未来を作っていくために理想を高くしておく。トリッピースであれば1000万人を超えるユーザに向けて、非日常を届けるプラットフォームをコンセプトに日々開発を行なっている。スタートアップは、目標の桁を大きく、理想を高くしてサービスに取り組んでもらいたい。

----------[AD]----------

旅SNS「trippiece(トリッピース)」が約2億円の資金調達ーー元ミクシィ取締役CFO小泉文明氏が取締役に

SHARE:

ユーザー同士が旅のプランを作り、実際に旅行を実現させる旅系ソーシャルネットワーク「trippiece」を運営するtrippieace(社名はeとcの間にaが入る、以下トリッピース)は8月6日、Draper Nexus Venture Partners他から約2億円の資金調達を実施したことを発表した。主にマーケティングなどの人材強化、iPhone、Androidのアプリ開発などを予定している。 また…

みんなで旅をつくるソーシャル旅行サービス_-_トリッピース-2

ユーザー同士が旅のプランを作り、実際に旅行を実現させる旅系ソーシャルネットワーク「trippiece」を運営するtrippieace(社名はeとcの間にaが入る、以下トリッピース)は8月6日、Draper Nexus Venture Partners他から約2億円の資金調達を実施したことを発表した。主にマーケティングなどの人材強化、iPhone、Androidのアプリ開発などを予定している。

また、これに伴いミクシィやDeNAなどのIPOに携わった小泉文明氏の取締役就任も公開している。同氏は2012年のミクシィ取締役退任後、エンジェル投資家や複数社の取締役、監査役として活動を続けていた。トリッピースでも主に経営基盤の強化にあたる。

新興ソーシャルメディア成長の1年

trippieceが正式に公開されたのは2012年1月。1年が経過した今、これまでに計画された旅の企画は1400件にのぼり、毎週100人から200人ほどのユーザーが旅に出ているそうだ。運営オペレーションもこなれてきて、今回の調達でもこの箇所を増強する。

ただ、話を聞けばここまでの過程もそう簡単ではないことが伺える。トリッピース代表取締役CEOの石田言行(いあん)氏によれば、特に当初のソーシャルメディアの拡散力は期待はずれだったという。

「trippieceは小さい旅行プランの集まりです。ここがソーシャルメディアでもっと拡散すると想定していたが、そこまでではなかった。ユーザー数が2万人を越え始める頃からコミュニティが動きだした」(石田氏)。

現在、5万人ほどにまで成長したユーザーコミュニティだが、ある程度のボリュームが確保できないと次のステップに進めないことが伺える。

拡大に向けて実施される法人アカウント

trippieceでは5人ほどの「旅行希望」ユーザーが集まったプランについて、旅行会社と連携し実際のプランを作成して販売する。

ここで彼らが新たに取り組むのが法人アカウントだ。これは芸能事務所など、ある一定のファン層を持つ法人と連携し、芸能人ツアーなどの企画実施を狙ったもの。現時点で公開はできないそうだが、既にいくつかの企画が進行中だという。今後はこのアカウントの開設を積極化させるそうだ。

5万人というユーザー数は決して他のソーシャルメディアサイトに比較して大きいとはいえない。しかし、小さいコミュニティで粘り強くユーザーオペレーションを回し、ビジネスモデルの完成度を上げたことはもちろん、石田氏のサービスへの強い思い入れが次のステージへと推し進めた要因なのだろうなと感じた。

ちなみに石田氏と話をするとトリッピースへの愛を語ってくれることがある。以前にも書いたことがあるが、彼もまたサービスとよく似ている。

今後、小泉氏という経験者とのタッグで「ここでしか体験できない」旅の新しい形がどう拡大してくのか、興味深い。

----------[AD]----------

インターネットが現実の暮らしを変えていく。これからのシェアを提案するサービスたち

SHARE:

インターネットの登場により、自分の趣味趣向と合う人と出会ったり、情報交換、ときにオフ会などが、SNSなどの発達によって頻繁におこなわれるようになりました。 それに伴い、インターネット上でのやりとりが匿名での情報交換から、Facebookなどの注目により実名制やより現実世界に沿ったやりとりをするようになった。オンラインとオフラインという区分けではなく、現実・オフラインの拡張されたものとしてのオンライ…

Some rights reserved by Jason A. Howie
Some rights reserved by Jason A. Howie

インターネットの登場により、自分の趣味趣向と合う人と出会ったり、情報交換、ときにオフ会などが、SNSなどの発達によって頻繁におこなわれるようになりました。

それに伴い、インターネット上でのやりとりが匿名での情報交換から、Facebookなどの注目により実名制やより現実世界に沿ったやりとりをするようになった。オンラインとオフラインという区分けではなく、現実・オフラインの拡張されたものとしてのオンライン、という認識が、これから次第に強くなってくるのでは、と筆者は考えます。

オンラインで情報を見つけて、面白そうな人を見つけたら会いに行って、そこから意気投合して友達になる。仕事でのお付き合いをしてた人が、TwitterやFacebookのアカウントでつながったことで、仕事上では見せない側面に気づき、そこから家族ぐるみでの付き合いになっていく。Twitter上でのやりとりから、気づいたら一緒に起業する仲間になった。そうした話が、まだまだごく一部かもしれませんが、出てきています。人との付き合いの幅、出会いのきっかけが増えてくることで、ワークスタイルやライフスタイルの幅も広がってきます。インターネットの発達により自分の暮らし方、自分自身の働き方を見つめなおす機会や、そうした思いを考え、実行できるだけのインフラが整ってきた時代に、まさになってきたのだと言えるでしょう。

例えば仕事の面で言えばクラウドソーシングによるオンラインでの仕事の受発注ということも、最近注目され始めています。働き方の変化を、インターネットによるサービスが登場することにより、多様な生き方の可能性を提示している1つとも言えるかもしれません。

これからのシェアの形

こうした変化は、ときに「シェア」の形にも変化を及ぼします。これまでは、欲しいものがあれば自分自身で購入し、自身の資産として手元に置いておくことが主だったかもしれません。しかし、ものを所有することからシェアしていくことで、自分自身では所有できないものを使うことができたり、一人で消費するよりもみんなで使ったほうが効率的じゃないか、と考える人もでてきています。所有することからシェアすることへ。空き時間の利用から互いの趣味趣向のマッチングによるコミュニティの形成など、シェアをすることでの需要と供給の充実度が高まってくる機会が増えてきています。

スクリーンショット 2013-04-08 10.58.05

今日サイトをリニューアルをしたColishも、その1つかもしれません。Colishは、コンセプトを立てて仲間とシェアハウスをすることを支援するウェブサービスです。もともと2011年に開催されたStartup Weedend Tokyoがきっかけで立ち上がったサービス。その後、コンセプトを立てたシェアハウスづくりの企画・運営や、シェアハウスを実践している人たちを集め、考えを発信するイベントなどを開催していました。今回のリニューアルでは、今までColishに掲載されたシェアハウスをマッピングし、どこに、誰が住んでいるかを可視化しています。

「これまでのシェアハウスはどこに、いくらで住むかが大事だったが、これからは誰とどんな風に住むかが大事」と、Colish代表の小原憲太郎氏が言うように、Colishはコンセプトを立てて、同じ考えや趣味趣向の合う人たちをマッチングさせ、そうした人たちがより快適に暮らせるようにシェアハウスができる物件を紹介するサービスを展開しています。シェアが可能な物件をもっているオーナーがColishがメディアとしてユーザに紹介し、成果報酬型で広告として掲載することでビジネスモデルでもある。掲載するオーナーと入居者とのコミュニケーションをつなぎ、それから双方が満足した形でマッチングへとつなぐ、新しい形とも言える。

住むということをもっと楽しくし、より暮らしを大切にする傾向になってきているのだと感じると同時に、そうした思いや考えやオンラインのサービスによって可視化され、シェアハウスメンバーの仲間を募りやすくなったことも、まさにこれからの時代の1つのソリューションなのかもしれません。

trippieceまた、旅行などでもシェアによる旅行が最近では盛んにおこなわれています。Colishと同じくコンセプトを立て、旅の仲間を募り一緒に旅行にいくソーシャルトリップサービスを提供しているtrippieceもその1つです。最近では、200名以上が参加したウユニ塩湖・マチュピチュツアーは大人気の旅行で、一人の旅行ではなく仲間と旅行することで、旅行先だけでなくそこで一緒になった仲間とのコミュニティを、trippieceは作り上げています。JTBやHISなどの旅行代理店とも提携し、みんなで旅行を作る楽しさを提供しているのも、新しいシェアの形の1つと言えるでしょう。

グローバルに展開してるサービスとしてはAirbnbがあります。自身の空いた部屋を旅行者に貸しだす。空いている空間をうまくビジネスにつなげているサービスの一つです。借りる人も、ローカルに住んでいる人の家にお邪魔することができ、いわゆるビジネスホテルや旅館ではなく、そこに住んでいる人とのコミュニケーションから、新しい出会いや気付きを得ることができます。空いている場所と、そこを利用したい人たちとのマッチングは、ただの需要と供給だけではなく、そこにいる人と人をつなぐ1つのきっかけでとして、場所や空間、旅行といったツールを間に挟むことでつながるきっかけを作っています。

日本でも、Airbnb同様の空き部屋マッチングサービスのRoomstayや、2012年の年末にmixiに買収された物々交換のプラットフォームのLivlis、自身の持っている書籍を図書館的に貸し出せることができるLibrize、まだベータ版だが、先日開催されたSF Japan Nightでも注目を浴びたものをシェアするプラットフォームサービスのcomobacoなど、様々なサービスが出てきてます。Livlisのように、大手企業が買収をおこなうことで、既存のmixiプラットフォームを強化を図る要素としても、こうしたシェアを促進するサービスを注目しています。

インターネットによる発達がシェアすることの楽しさを促進すると同時に、現実の世界をより拡張させるツールとしてインターネットサービスがあると言えます。現実を起点にして日々の生活や働き方、暮らし方をよくしていく。そんなサービスが今後でてくることを期待しています。

----------[AD]----------

スペイン語のオンライン学習サービスSPANISIMOと、旅企画サービスtrippieceによる共同企画がスタート

SHARE:

スペイン語のオンライン学習サービスを提供するスパニッシモと、みんなで旅をつくるWebサービスtrippieceが共同で、GWに1ヶ月のオンラインスペイン語講座と、6泊8日の中米旅行を合わせた企画をおこなう。 フレキシブルに時間が取れるオンラインレッスンと、楽しく旅行する中で言語を身につけることができたらという想いから今回の企画が生まれたそうだ。 旅行前に2週間、スパニッシモを使用してオンラインでス…

スペイン語のオンライン学習サービスを提供するスパニッシモと、みんなで旅をつくるWebサービスtrippieceが共同で、GWに1ヶ月のオンラインスペイン語講座と、6泊8日の中米旅行を合わせた企画をおこなう。

フレキシブルに時間が取れるオンラインレッスンと、楽しく旅行する中で言語を身につけることができたらという想いから今回の企画が生まれたそうだ。

旅行前に2週間、スパニッシモを使用してオンラインでスペイン語講座を受けた後、スペイン語圏であるグアテマラに実際に訪れる。旅行を通じてスペイン語を使用し、旅行が終了して帰国してから再度、2週間で再びスペイン語講座をオンラインで受講することで復習が可能となっている。

スペイン語のオンライン学習サイト

旅行好きな人にとってみれば、旅行前にある程度現地の言語を学習してからその土地を訪れるほうが現地の人とも交流でき、より豊かな体験が可能になる。言語を学びたいという人にとっても、オンラインで学習して、旅行に行き、帰国してまた復習するという新しい語学学習のスタイルが生まれるかもしれない。

旅行が好きな人にも、言語を学びたい人にとっても注目のこの企画が気になる人はこちらのサイトから詳細をチェックしてみてはいかがだろうか。

----------[AD]----------

ユーザー投稿のプランで、日本人に新たな旅体験を提供する「Trippiece」

SHARE:

【原文】 Trippiece は、旅行プランをWeb上で共有することを可能にするサービスである。このスタートアップは東京のサムライインキュベートから資金を調達し、今年5月時点で378万円(およそ5万ドル)の自己資本を有している。先週、このスタートアップの設立者でCEOである石田言行(いあん)氏にインタビューをする機会を得た。 あなたの経歴と現在の状況について、お聞かせください。 現在、東京の中央大…

【原文】

Trippiece は、旅行プランをWeb上で共有することを可能にするサービスである。このスタートアップは東京のサムライインキュベートから資金を調達し、今年5月時点で378万円(およそ5万ドル)の自己資本を有している。先週、このスタートアップの設立者でCEOである石田言行(いあん)氏にインタビューをする機会を得た。


あなたの経歴と現在の状況について、お聞かせください。


現在、東京の中央大学に在学中で、商学を専攻しています。また、うのあんいっち(フランス語、スペイン語、イタリア語、英語、中国語、そして日本語での「1」を意味する言葉にちなんで名付けられている)というNPOを運営しています。このNPOの目的は、メンバーが発展途上国で直接見てきたことを伝え、そして、世界の現状を人々に伝えようというものです。また、以前は、ECナビという、日本のテック界のスタートアップ・コミュニティにとても積極的に貢献している、東京のWeb企業でインターンをしていました。


このサービスをローンチすることになったきっかけは何ですか?


数年前、私は発展途上国での社会起業を知るために、NPOの仲間たちとバングラデシュへの旅行を計画しました。私たちはその旅行でとても素晴らしい結果を得ることができ、ノーベル平和賞受賞者でグラミン銀行の設立者、CEOであるムハマド・ユヌス博士に会うこともできました。グラミン銀行はバングラデシュにある、小口金融を扱う地域発展のための銀行です。

私が感じたのは、旅行を計画しそれを仲間と実行することは、素晴らしい一体感をもたらした、ということです。旅のプランニングは、旅行代理店の専売特許である必要はありません。旅をプランする喜びは、個人同士でも共有できるはずだ、と考えたんです。


Trippieceは、どのようにローンチしたのですか?


このプロジェクトは、私自身を含む4人のメンバーでスタートしました。私たちは皆、祖国を離れて中国大陸、スペイン、ポルトガルといった場所で生活した経験があります。このことが、サービスのコンセプト形成に貢献したように思います。私たちは今年の2月末にTrippieceをローンチし、サムライインキュベートからシードマネーを資金調達することに成功しました。


このサービスでは、ユーザーはどのような旅行プランを掲載していますか?


それはとても様々です。例えば、地震が襲った地域を訪れて被災者救援活動をボランティアで手伝う旅行計画などがあります。

(筆者注:これを書いている時点では、スペインのバレンシアで来週開催される祭り、ラ・トマティーナに参加するという「piece(旅行計画)」が掲載されている。ラ・トマティーナでは、参加者が互いにトマトを投げ合う。)


どのようにしてサービスをマネタイズするのでしょうか?


このサービスをローンチしてからまだ一年も経っておらず、今はまだユーザーに興味を持ってもらうことに焦点をあてたアルファ版の状態です。私たちは今、旅の情報サイトをローンチする計画を立てています。このサイトは自分で計画した旅行体験に特化していて、多くの潜在的ユーザーの注意を集め、私たちのメインのポータルサイトへ誘導できればと考えています。現在、Trippiece は完全に無償で提供されていますが、サイト上でチケットなどの予約を受けることで、旅のプランナーがお金を集めるのを代行し、Trippiece が手数料収入を得る、といったようなビジネスモデルが可能かもしれません。さらに私たちは、旅行代理店や Tabippo.com のような旅行愛好グループなどと提携できないか模索しています。


国際的なサービス拡大の計画はありますか?


アジアの国々でサービスを利用可能にすることを考えています。日本人がアジアの雰囲気がする製品やサービスを使うことを心地良く思うのと同じく、アジアの人々は西洋の国々よりもアジアで作られたWebサービスを使うことを良く思うでしょう。体験を共有するプラットフォームを通じて、計画者側にアジア人旅行愛好家、参加者側に多くのヨーロッパ旅行者が生まれることを期待しています。


オンライン上には、Lonely Planet、Global Trotters(地球の歩き方)、Michelin(ミシュラン)など、旅の情報源はたくさんある。もしあなたがそういったお決まりの旅行情報サイトをチェックするのに飽きたら、Trippiece を試してみてほしい。Trippiece の英語版が早く利用できるようになることを期待したい。

本稿執筆時点で、石田氏はサンフランシスコに滞在している。この野心家の男に会いたい人は、彼のTwitterアカウント @IshidaIan から連絡してほしい。

【via Penn Olson 】 @pennolson

----------[AD]----------