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VRコンテンツを民主化するAmazeVRが700万ドル調達ーー5Gの波を狙うVRプラットホームの勝算

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ピックアップ:AmazeVR lands $7m in funding, teams up with LG for content production ニュースサマリー:5月21日、VRコンテンツ・プラットホームを提供するAmazeVRは、シリーズAラウンドで、日本のMirae Asset Groupなどから700万ドルの資金調達を行なった。 AmazeVRは2015年に創業したスタートアップで…

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ピックアップAmazeVR lands $7m in funding, teams up with LG for content production

ニュースサマリー:5月21日、VRコンテンツ・プラットホームを提供するAmazeVRは、シリーズAラウンドで、日本のMirae Asset Groupなどから700万ドルの資金調達を行なった。

AmazeVRは2015年に創業したスタートアップで、今回は2度目の調達となり、合計の調達額は1300万ドルに及ぶ。今回の調達資金で、自社及び外部のクリエイターが制作するコンテンツを拡大させる。また同社は、LGの保有するキャリア会社であるLG Uplusとパートナーシップを結び、プラットホーム内のコンテンツを拡充することも発表した。

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話題のポイント:なぜAmazeVRはLG Uplusとの連携を行なったのでしょうか。その答えは、5G技術の導入です。5Gとは、現在一般化されている4G、LTEをはるかに凌駕する通信技術で、100倍の伝送速度、1,000倍の大容量化を実現する技術と期待されています。

LG Uplusは独自のU+5Gという技術を保有しています。そして大容量のコンテンツや、高速な通信を求めるVRプラットホームにとって、5Gで競合に先手を取れるか否かは生死を分けるポイントです。したがって、今回の調達及びパートナーシップはAmazeVRにとって非常に大きなエンジンになることでしょう。

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AmazeVRの特徴は2つあります。一つ目に、広く普及するOculusやVive系列など、数種類のデバイスに対応している点。同社はOculusの中で最も人気のプラットホームの一つと謳っています。

そしてもう一つはAmazeVRがクリエイター中心主義のプラットホームであるという点です。クリエイターは自身の制作したコンテンツを販売することができ、かつ適切な利益分配を得ることができます。

VRは今後必ずエンターテイメントの中心を担うハードウェアデバイスです。AmazeVRは多種類のデバイス対応可能なコンテンツ・プラットホームとして、5Gの波に乗ることができるのか、今後が非常に楽しみです。

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ゲーム内の反応をフィードバックするVRスーツ「Teslasuit」

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VRといえば、先日予約受付を開始した「Oculus Rift」のようなゴーグルタイプのものを想像する人も多いかもしれない。今年はソニーの「PlayStation VR」、視点で操作ができる「FOVE」なども控え、VRはますます盛り上がりそうだ。 主に視覚にフォーカスしたものが多いVRだが、現在Kickstarterでクラウドファンディングを行っている「Teslasuit(テスラスーツ)」は、視覚で…

VRといえば、先日予約受付を開始した「Oculus Rift」のようなゴーグルタイプのものを想像する人も多いかもしれない。今年はソニーの「PlayStation VR」、視点で操作ができる「FOVE」なども控え、VRはますます盛り上がりそうだ。

主に視覚にフォーカスしたものが多いVRだが、現在Kickstarterでクラウドファンディングを行っている「Teslasuit(テスラスーツ)」は、視覚ではなく、触覚でVRを体験できるデバイスだ。

Teslasuit

Teslasuit」は、電気刺激で触覚を感じさせる小さな装置が身体中をカバーしている全身スーツ。これを着てゲームをプレイした場合、ゲーム内の反応がプレイヤーにフィードバックされる。

ゲーム内のキャラクターやアイテムに触れたり、弾丸が当たったりすると、その感触をスーツの電気刺激で感じることができ、より臨場感のあるリアルなゲームを楽しむことができるのだという。

Teslasuit

「Teslasuit」には開発者向けのSDKが同梱される。SDKは、Windows、Mac、LinuxといったPC向けOSに加え、iOS、Androidといったモバイル向けOSやPlayStation、Xboxのようなゲーム機にも対応する模様。

Teslasuit

Prodigy」と「Pioneer」という、触覚を与えるチャンネル数の違う2モデルが用意されている。「Prodigy」では52箇所、「Pioneer」では16箇所となる。

Kickstarterで行っているクラウドファンディングでは、「Pioneer」が1,199ポンド(約20万円)、「Prodigy」が1,799ポンド(30万円)から支援を受け付けている。滞り無く開発が進んだ場合、2016年9月の発送になる見込みだ。



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スマホで簡単にVR動画を撮影可能にする「Teleport VR Camera」

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スマホに取り付けて、3DのVR動画がかんたんに撮影できるカメラ「Teleport VR Camera」がクラウドファンディングのIndieGoGoに登場している。 この「Teleport VR Camera」は、レンズを2つ搭載したコンパクトな二眼カメラ。この2眼のレンズが、我々が2つの目で物体を立体的に見るのと同じ働きをするのだという。 撮影時は、カメラ本体のアームにスマホをはさんで使用する。撮…

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スマホに取り付けて、3DのVR動画がかんたんに撮影できるカメラ「Teleport VR Camera」がクラウドファンディングのIndieGoGoに登場している。

Teleport VR Camera

この「Teleport VR Camera」は、レンズを2つ搭載したコンパクトな二眼カメラ。この2眼のレンズが、我々が2つの目で物体を立体的に見るのと同じ働きをするのだという。

Teleport VR Camera

撮影時は、カメラ本体のアームにスマホをはさんで使用する。撮影できる映像の解像度は最大、1280(W)x720(H)。

撮影した動画は、Google Cardboard等、スマートフォンをセットするタイプのVRゴーグルを使って立体感のある映像を楽しむことができる。また、専用の「Teleport VR Headset」というVRゴーグルも開発されている。

Teleport VR Headset

Teleport VR Headset」もGoogle Cardboardと同じくディスプレイとしてスマートフォンをセットして使用するVRゴーグルなのだが、ピントの調整や、両目の覗き穴の距離の調整ができるため、よりクリアな3D映像が楽しめるという。対応するのは3~6インチのディスプレイのスマートフォン。

ちなみに、Teleport VR Cameraでの動画撮影ができるのは、今のところAndroidアプリのみ。iOS向けは開発中のようだ。動画の再生についてはiOSアプリでもすでに対応されている。

現在、IndiegGoGoでは、Google Cardboardと「Teleport VR Camera」が同梱されたスターターキットを99ドルで手に入れることができる。専用の「Teleport VR Headset」が同梱されたアルティメットキットは119ドルだ。「Teleport VR Headset」単体が欲しい場合は19ドルで手に入れることができるようだ。いずれも発送開始は2016年1月が予定されている。



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3DCG 作品のVR体験が可能に、エクストーンが開発するVRアプリ「ぱられるダイバー」が「ニコニ立体」で配信開始

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VRアプリ「ぱられるダイバー」を開発するエクストーンが、ドワンゴ及びニワンゴと提携し、同社が提供する3DCG 投稿共有サービス「ニコニ立体」と連動した「ぱられるダイバー」の製品版の配信を開始した。 「ぱられるダイバー」は、スマホ用のVRヘッドセットに対応し、視聴している音楽のリズムに合わせて踊る3Dキャラクターを、360度好きな角度から自由自在に楽しむことができ…

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VRアプリ「ぱられるダイバー」を開発するエクストーンが、ドワンゴ及びニワンゴと提携し、同社が提供する3DCG 投稿共有サービス「ニコニ立体」と連動した「ぱられるダイバー」の製品版の配信を開始した。

「ぱられるダイバー」は、スマホ用のVRヘッドセットに対応し、視聴している音楽のリズムに合わせて踊る3Dキャラクターを、360度好きな角度から自由自在に楽しむことができるアプリ。キャラクターに加えて、ステージや音楽を選ぶことができるようになっている。

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ユーザがジャンプするとキャラクターもジャンプする
ユーザがジャンプするとキャラクターもジャンプする

今回、「ぱられるダイバー」と連動する「ニコニ立体」は、各種の3Dモデルをユーザが投稿し、共有できるサービス。「ニコニ立体」のユーザが作成した3DCG 作品も「ぱられるダイバー」上で体験可能となった。

VR系サービスはまだまだ体験できるコンテンツが少ない。そのコンテンツ数を補うためにも、今回の連携は良い効果を発揮しそうだ。

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「ぱられるダイバー」を開発するエクストーンは、「ぱられるダイバー」をグローバル展開していくことで、「ニコニ立体」に投稿された日本のクリエイター作品をはじめとする日本のVRコンテンツを世界に展開していきたいと考えているという。

「二次元キャラクターだけでなく、三次元の人物を登場させて、身近なスマホでもっと簡易的にバーチャル・リアリティに感情移入してもらえるように開発を進めていきたいと考えています」とTHE BRIDGEの取材に対してコメントしている。

余談だが、なぜか美少女キャラクターたちに混じって、某音楽アプリのファウンダーに似たキャラクターを選択できるようになっている。

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ディヴァースが韓国VCとVilingから資金調達、エンタメから教育まで幅広く活躍できるVRコンテンツの開発を加速

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VR(バーチャルリアリティ)への関心が高まっている。メディアで報じられることの多くは、まだヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)など、VRを楽しむためのハードに関するものがほとんどだ。VRは既存のハードを使っても楽しむことができ、そのためにはコンテンツが非常に重要だ。 そんなVRに関するコンテンツを開発・提供するDVERSE(ディヴァース)が、韓国の投資会社であるBonAngels Ventur…

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VR(バーチャルリアリティ)への関心が高まっている。メディアで報じられることの多くは、まだヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)など、VRを楽しむためのハードに関するものがほとんどだ。VRは既存のハードを使っても楽しむことができ、そのためにはコンテンツが非常に重要だ。

そんなVRに関するコンテンツを開発・提供するDVERSE(ディヴァース)が、韓国の投資会社であるBonAngels Venture PartnersとViling Venture Partnersから、コンバーチブルノートにて資金調達を実施した。ディヴァースが開発しているのは、メディア向けのコンテンツ・システムとBtoBを中心とした教育向けコンテンツとシステムの開発だ。

VRコンテンツを作成するための様々な技術

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メディア向けの開発では、ヘッドマウントディスプレイ等の専用機器が必要なコンテンツの開発と、スマートフォンをセカンドスクリーンとして体験可能なカジュアルVRコンテンツの開発を行っている。

VR体験ができるコンテンツを作成するために、全天球(360度)動画や3D動画撮影する。この技術を用いてコンテンツを作成することで、映画のシーンの途中で登場人物の視界を操るような体験ができたり、スポーツ選手の視点でプレイを視聴することなどが可能になる。

こちらはディヴァースがアプリケーション面で協力し、NHKエンタープライズが作成した映像コンテンツ「RE:MINISCIA(©NHKエンタープライズ)」。SXSWで発表し、2015年6月に「VR CREATIVE AWARD 2015」でパノラマ部門賞を受賞している。

この映像内で左下に「360°」と表示される場面では、視聴者が操作して見渡すことが可能になっている。

この撮影技術と合わせて、写真のようにリアルな3Dモデルを作成する技術、リアルタイムモーショントラッキングとライブデータ配信技術を活用し、サッカーの試合を見ながら、手元のスマートフォンをセカンドスクリーンとしてフィールド上の視点で試合を観ることも可能になる。

これはすべてを実写でリアルタイムに配信するのではなく、選手の動きをリアルタイムにトラッキングし、そのデータを配信。スマートフォン上で実写と組み合わせて3Dモデルで選手の動きを表現することで、フィールド上の動きを再現するというもの。

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たとえば、上の画像では背景は実写となっており、葉っぱが舞い散る様子や鳥が飛んでいる様子などは3Dで表現されている。画面上にはカーソルが表示され、そのカーソルを任意の場所(上の画像では数字)に合わせることで、画面を切り替えたりといったインタラクションも可能。

さらに、ディヴァースはスマートフォンを向けた方向や、HMDを装着して向いた方向によって音が変化するように音を採取できる3DVR立体音響技術なども持っている。

教育領域にVR技術を活用

ディヴァースは、エンターテイメント方面以外にも、教育分野においてもVRの技術を活用している。

たとえば、工場向け設計及び教育向けVRシステム「VRF」。これは向上労働者の手の動かし方をVRで体感することで動きの習得を早めようという取り組みだ。これまで、こうしたものの教育はマニュアルと映像のみで行われてきた。VRを用いることで、効率が向上することが期待され、国内向上で試験運用とデモが始まっている。

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他には、VR英会話教材「VR English Lesson」だ。これはVRコンテンツを体験しながら英会話を学ぼうというもの。たとえば、生徒はHMDを装着すると、ロンドンのカフェにいる仮想体験ができるようになる。実際のカフェに近い環境で英会話の練習を行うことができるというわけだ。こちらも、都内の英会話教室において、デモレッスンがスタートしている。

ディヴァースは、VR、情報、教育、エンターテイメントが重なる領域において、新しい価値を創出していきたいと考えているという。VRの体験の新しさは十分に可能性を感じさせてくれる。

今回調達した資金を用いて、開発体制を強化。展開するVRサービスの成長を加速させる、

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Oculus Rift第2世代やSCEの試作機など活気づくVRヘッドマウントディスプレイ業界

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サンフランシスコで毎年3月頃に開催される国際的なゲーム開発者向けイベント「Game Developers Conference(GDC)」。毎年最先端のゲーム技術が披露される本イベントにおいて、今回「GDC 2014」の話題の中心となったのは2つのVRヘッドマウントディスプレイだった。  高解像度化や赤外線センサー、低遅延や低残像感などスペック向上「DK2」 VRヘッドマウントディスプレイの火付け…


サンフランシスコで毎年3月頃に開催される国際的なゲーム開発者向けイベント「Game Developers Conference(GDC)」。毎年最先端のゲーム技術が披露される本イベントにおいて、今回「GDC 2014」の話題の中心となったのは2つのVRヘッドマウントディスプレイだった。

 高解像度化や赤外線センサー、低遅延や低残像感などスペック向上「DK2」

VRヘッドマウントディスプレイの火付け役ともなったOculus VRは、同社のヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」第2世代となる「Rift Development Kit 2(DK2)」を発表。あくまで開発者向けの開発キットながら、350ドルという低価格でプレオーダーが始まっている。初期出荷は2014年7月となる見込み。

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DK2では前モデルと比べて大幅なスペック向上がなされており、ディスプレイ解像度は前モデルの1280×720ドットから1920×1080ドット(片目あたり960×1080ドット)へと高解像度化。

さらに有機ELディスプレイを採用したことで、動きが激しくなりがちなVRヘッドマウントディスプレイに起きやすい残像感を低減できるとしている。

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赤外線センサーによる位置検出機能も新たに搭載。6軸センサーで頭の動きを検知するだけでなく、専用の赤外線カメラを利用してDK2の赤外線センサーを検知することで頭の位置を確認することができる。このほか、「Latency Tester」という遅延を低減するための機能も搭載された。

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PS4対応のVRヘッドマウントディスプレイ「Project Morpheus」

正統進化といえるOculus Riftの第2世代モデルに対し、GDCの期間中に突如発表されて話題を集めたのがSony Computer Entertainment(SCE)の「Project Morpheus」。ソニーは2014 International CESの場でも、同社のヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T3」を改良したVRヘッドマウントディスプレイをデモ展示していたが、今回発表されたProject Morpheusは、既存の製品とは異なる全く新しいヘッドマウントディスプレイだ。

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1920×1080ドットのディスプレイに、加速度センサーとジャイロセンサーによる頭部の動き検出といった基本的なスペックはDK2に近いが、最大の特徴は周辺機器との連携だ。PS4向けカメラ「PlayStation Camera」を利用し、DK2と同様に外部機器による頭部の位置検出が可能。

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また、リモコン型のPS3/PS4用コントローラ「PlayStation Move」を利用することで、映像中にプレイヤーの手や剣といった武器を再現。ゲーム中で剣を使ったアクションを実現できる。

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音響面でもSCE独自の3Dオーディオ技術を搭載。前後左入の音はもちろん、上空を旋回するヘリの音、階下から迫ってくる足下の音といった上下の音に関しても、頭部の向きにあわせてリアルタイムに変化することが可能だという。

なお、Project Morpheusは現時点では試作機の段階であり、製品としての発表は来年以降になる見込み。価格についても現在は発表されていないデモンストレーションとしての位置付けになる。

市場投入で先行するOculus Rift、PS4プラットフォームが武器のProject Morpheus

DCにおける注目の的となった2つのVRヘッドマウントディスプレイだが、DK2は開発者キットという段階ながらも7月には入手できるという点が強み。

「DK1」という名称がつけられた前モデルも含め、Oculus Riftに対応したゲーム環境は着々と整いつつあり、DK2が入手できる7月以降はますますこの勢いが加速されるだろう。

一方のProject Morpheusは頭部の動きや位置検出だけでなく、PS Moveを利用した手の動きも取り入れることでより広いVRを実現できる点が特徴。現時点では具体的な発売時期は未定ではあるものの、発売から約3カ月半で600万台を販売したPS4というプラットフォームを持つことも強みだろう。

VRヘッドマウントディスプレイは業界や開発者の中では注目の存在とはいえ、まだまだ一般ユーザーからすると縁遠い。しかし今回発表のDK2やProject Morpheusは、VRヘッドマウントディスプレイの可能性をさらに広げる存在と言えるだろう。9月には東京ゲームショウの開催も控えており、そこまでにOculus RiftとProject Morpheusがどのような進化を遂げているか注目だ。

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