East Ventures、インドネシアのストリーミングミュージックサービス「Ohdio」に投資

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

East Ventures[1]が、ユーザへのシームレスなストリーミングミュージックの提供をうたうインドネシアのスタートアップ「Ohdio」に投資したとのニュースが入った。家、モバイル、インターネットカフェなどどこからでも、ブラウザを通してユーザの膨大な音楽ライブラリを提供することを目的としている。

同サービスは無料だが、インドネシアのユーザしか利用することができない。追加機能が付いたプレミアムサービスの提供も約束しているが、プレミアムサービスに関しての詳細は明らかになっていない。サービスが開始されたのは6月14日で、現在は招待制となっているが、同社ホームページ上で登録すれば利用可能だ。実際にどのようなサービスになるのかは予測できなかったが、サービス開始日が来て明らかになった。

どこかSpotifyに似通っているが、インドネシア市場向けにローカライズされており、面白いアイディアだ。Spotifyはクライアントを用いるが、Ohdioはブラウザを通じて音楽を配信する。Spotifyはインドネシアでは利用できないため、同サービスはインドネシア国内では多少ユニークなものになるはずだ。また、インドネシア人のユーザーがオンラインでデジタルミュージックを購入できるMelon.co.idもある。私の知る限り、iTunesはインドネシアのアカウントを通じて登録した場合には使用できない仕組みになっている。だが、Ohdioと音楽アーティスト達が、いかに双方にとって有益となるよう話を進めているのか気になるところだ。Ohdioの代表者であるArio Tamat氏は次のように述べている。

「私たちはフリーミアムビジネスモデルを用いており、市場の海外大手企業を凌ぐつもりです。現在、インドネシアのコンテンツにのみ焦点を置いており、ほぼ全ての大手ローカルミュージックレーベルとの契約を結んでいます。(Aquarius、Trinity、Nagaswaraなど)」

Grooveshackと似ているとも言えるが、Ohdioが実際にインドネシアの音楽ファン達にとってどのようなサービスになるのかはローンチ後の姿を見て判断するしかない。

開示事項:East Venturesは本ブログの出資者だ。更なる詳細は、我々の倫理指針を参照してほしい。

編集者注:編集を行った時点で、Ohdioはローンチされており一部原文と異なる箇所がある。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

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