ソーシャル翻訳サービス「Conyac」のマイルストーンと、シリーズAの資金調達計画

SHARE:

【翻訳 by Conyac】 【原文】

つい最近、日本のクラウド翻訳サービスConyac.cc明星和楽に参加したことを取り上げた。彼らのピッチは審査員に強い印象を与えた。読者の中にはConyacの進捗をもっと知りたがっている人もいるだろうと思い、ファウンダーである小沼智博氏と山田尚貴氏に今後の計画についてメールで聞いてみた。

小沼氏は、サービスのいくつかの直近の数字をシェアしてくれた。昨年と比べると2000人増の7000人の翻訳者、そして5000人のクライアントが翻訳プラットフォームにいると話した。国別に分析するとユーザ分布はこのようになる。

過去1年、Conyacは売上翻訳依頼数ともに順調に成長している。山田氏は、Conyacの依頼数は毎月増えていると説明してくれた。2012年1月時点の月間の依頼件数は1,000件。現在は20,000件まで伸びている。彼はまた、ユーザ数ではなく翻訳依頼数とアクティブ率にフォーカスしていると述べた。彼らの2013年3月の依頼件数の目標は50,000件だ。山田氏は以下のように付け加えた。

「私たちは今、特に東アジアに注目しています。東南アジアからの翻訳者が増え続けています。Conyacは東南アジア各国へのローカライズのツールとして良いソリューションになります」。

Conyacは、サムライインキュベートから2年前にシード投資を受け、さらにngi group(現在はMotion Beat)とスカイライトコンサルティングから昨年末投資を受けた。現在シリーズA投資を検討中である。

彼らの幸運を願っている。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する