KDDI∞Labo(ムゲンラボ)第5期Demo Dayから〜女性向けモバイルオークションの「スマオク」が優勝

Daisaku Harada

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

先週、KDDI ∞ Labo(ムゲンラボ)が、第5回インキュベーション・プログラムに参加したスタートアップのデモデイを開催した。これらのスタートアップを9月にプレビューしたのを読者は覚えているかもしれない。

デモデイでは、渋谷のヒカリエにあるイベントホールで5社がピッチし、この数ヶ月に成し遂げた進歩を聴衆に披露した。女性向けのモバイル・オークションアプリ「スマオク」で聴衆を魅了した、ザワットの原田大作氏が優勝した。昨年10月、原田氏にはインタビューをしている。

スマオクは、単なるフリマアプリと言うに留まらず、ここ数年見て来たモバイルを使ったC2Cコマースサービスで、日本のトレンドを前進させるものだ。この分野で特筆すべきスタートアップは、メルカリフリルなど数は多くない。原田氏によれば、スマオクは日本で傑出した存在となるべく、オークションにゲーム感覚を取り入れている。

彼はプレゼンの中で、スマオクで取引された金額がここ数ヶ月で飛躍的に伸びていると説明した。原田氏にプレゼン資料からもわかるように(以下のすべてのスライドを参照)、11月には数万円しか取り扱えていなかったのが、12月には約4倍の数百万円、1月にはさらに5倍の数千万円に達している。あいまいな部分は残るものの、これらの数字は極めて心強いものだ。

彼らのハンガーを逆さまにしたロゴにも興味を持った。原田氏の説明によれば、これはユーザに体験してほしいことを意味していて、眉の向きを同じように(にこやかに)逆さまにしたいのだとしている。これはキュートで、極めて記憶に残るイメージだと思った。

以下で、このデモデイでの写真をチェックすることができる。写真キュレーションのズカンドットコムが聴衆賞を受賞したことも付記しておきたい。近い将来、これらの若いスタートアップ全社から、より多くの話が聞けるのを楽しみにしたい。読者におかれても、期待してほしい。

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