<Pick Up> Startup founders describe how they got through the hardest part
テクノロジー企業として成功する道に近道はない。そんなメッセージを発するサンフランシスコで開催されたHuslte Con。スタートアップにおけるテクニカル以外のノウハウの共有を目的としたカンファレンスです。
コワーキングスペース事業をグローバルに展開する「General Assembly」の共同ファウンダーは、「スタートアップが初期に注力すべきなのは、自分の事業を心底信じてくれる人たちによるコアベースを作ること」だとアドバイス。GAが最初のコワーキングスペースを開設した当時、まだニューヨークのスタートアップシーンはこれからというタイミングでした。
出会ったスタートアップとは全員連絡先を交換し、求められれば自らコワーキングスペースの案内をし、彼らになるべく協力したと言います。丁寧で地道にネットワークを作り上げることで、今になっても、何か必要なことがあれば当時のスタートアップに連絡できるような貴重な関係が出来上がっているとのこと。
また、ユーザー獲得についてアドバイスをしたのは、カスタマイズTシャツサービス「Teespring」のファウンダーであるWalker Williams氏。サービスを開始した当初、社員全員がカスタマーサポートとして動き、ユーザーをハッピーにすることに注力しました。
それによる時間的コストは多大だったけれど、すぐにスケールしようとせずに初期のユーザーにフォーカスすることで、Teespringはリピート顧客を生み出し、彼らが友達を呼び込むことで成長していくことができたと振り返ります。
スタートアップが初期段階にフォーカスすべきことについては、多くの起業家が同じ意見を持っているようです。
via. Business Insider
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