スマホでバーコードをスキャンするだけの買取アプリ「PICOL(ピコル)」、取扱商品を本・DVD/CD・フィギュアに拡大し正式ローンチ

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2018.2.5

ウリドキネットは5日、スマートフォンのカメラで商品のバーコードをスキャンするだけで、不用品を買い取ってもらえるアプリ「PICOL(ピコル)」を正式にローンチした。iOS でのみ利用できる。PICOL は先月4日、およそ半日間にわたり試験的にβ版公開されたが、その際にユーザから得られたフィードバックをもとにサービスをさらに改善、今回の正式ローンチにこぎつけた形だ。

一日の初めから、その日の累計買取価格が300万円に達する時点までサービスが提供される点については、β版公開時と条件は変わらず。ただし、正式サービス公開にあたり、取扱商品がゲームだけではなく、本・DVD/CD・フィギュアにも拡大されたほか、査定金額の下限が1,500円にまで引き下げられ、1,500円〜5万円までの査定商品が買い取ってもらえるようになる。

PICOL を運営するウリドキネット創業者 兼 代表取締役 CEO の木暮康雄氏は、先月の試験運用から得られた知見をいくつか教えてくれた。ユーザの1回の取引あたりの平均買取額は10,404円で、1回の取引のおける平均買取アイテム数は11個(1アイテムあたりの平均査定額は1,000円前後)。木暮氏によれば、1取引あたりの平均買取額は当初想定していたよりも5,000円前後高く、また保存状態のコンディションがよいものが多かったという。

木暮氏は PICOL が当初想定を上回る結果を出した理由に、アプリの UI や UX を追求している点を挙げる。売りたいと思うモノがあるとき、PICOL ではバーコードをスキャンするだけで商品の選択が済むので、ユーザはそれがどのメーカーの何というアイテムかを調べる必要が無い。続けざまにまとめて商品をバーコードをスキャンできる仕様も、1取引あたりの買取額やアイテム数の底上げに貢献している。

また、即換金系のアプリの場合、買取業者がリスクを背負う分、オークションサイトよりも買取価格が低くなることが一般的だが、ウリドキネットでは、取引業者や情報量の多さや独自アルゴリズムを武器に、競争力のある査定価格を提示できたことも、多くのユーザが集めることができた理由の一因だと分析する。ウリドキネットは PICOL β版公開の段階で取扱商品の種類を拡大することを明らかにしていたが、それでもマンガの買取開始を願う声が多数寄せられていたという。

この分野には、バンクが運営する「CASH(全般)」、メルカリが運営する「メルカリ NOW(アパレル中心)」、ジラフが運営する「スママダッシュ(スマートフォン)」などが存在するが、ゲームやマンガなどに特化した〝質屋アプリ〟は、今のところ PICOL が唯一無二の状況だ。そのためか、ウリドキネットには個人ユーザよりも、二次流通の事業者側からの問い合わせが日毎に増えているそうだ。ここにもまた、新たな経済圏が生まれるかもしれない。

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