Shanda Cloudary(盛大雲中書城)、 アメリカでついに新規株式公開(IPO)へ

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

中国のウェブ巨大企業のShanda(NASDAQ:SNDA)は昨年、同社の子会社であるShanda Cloudaryのアメリカでの上場を計画していた。ただ、その計画は出資社の1社が辞退した7月にキャンセルとなった。しかし中国メディアによれば、その動きが再開したという。

親会社であるShandaは趣意書を発行したが、Cloudary(同社はShanda Literatureと呼ばれることがある)に関してはまだアメリカの証券取引委員会(SEC)への申請は行っていない。趣意書には標準的な2011年財務データが含まれており、子会社が701,000,000人民元(111,200,000ドル)の収益で、27,100,000人民元(4,300,000米ドル)の損失を出したことが書かれている。再度NYSE:READの表示板への掲載を目指しているようだ。

明るいニュースとしては、趣意書ではCloudary部門が開始された2008年以来、中国のeブックス市場が72.1%のシェア(収益ベースで)にまで成長したことが挙げられる。さらに、昨年の営業損失は2010年に比べて減り、同時期に収益が約倍増している。

同社は、2012年には市場が中国テック関連の株式に好意的になることを願っている。アマゾンに似たデジタル出版社の子会社が商品の品揃えを確保したことで、よりクリアなビジネスモデルを持ち収益化のチャンスになるとも考えている。これには、今年後半の導入を予定している有料eブックスプラットフォーム向けのShandaの名前が付いたアンドロイドスマートフォン(同社のBambook e-readerとともに)が含まれる。

ちなみにShanda Cloudaryの親会社は現在全く反対のことをしようとしている。自社株買い占めの結果、NASDAQから上場廃止してプライベート企業になるのだ。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

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