中国で人気ー8つの非公式アンドロイドマーケットをご紹介

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

アンドロイド全体が大きくオープンになるにつれて、モバイルOSにアプリを入れる方法が自由になってきている。中国以外の世界の多くでは、オフィシャルなアンドロイドマーケットが本来のアプリ供給元になるのだが、中国では状況がまったく異なっている。数十のアプリストアが、合法にー但し一部を除いてだがーアプリ業界を支配しつつある。

調査会社DCCIからの資料によると、アンドロイドは世界のモバイルOSのマーケットシェアの23パーセントを占めている。一方、シンビアンは依然首位で29パーセントのシェアである。

しかし、以下の表を見ると、この2つのプラットフォームはまったく正反対の歴史を歩んでいる。Googleアンドロイドは、競合品のiPhone 4と比べて100ドル以下の低価格品を拡販しており、数ヵ月で世界的に普及しているシンビアンを追い抜くであろう。中国においてはもう少し先になるが、同じ方法で進んでいる。

中国でのスマートフォンの推定利用台数は、一様ではない。1,000万から1,800万台の間であるが、幅広い端末提供という意味ではApple社のiPhoneの利用台数を超えるものと推測される。

しかしながら、Googleは中国での有料アプリケーションのサービス展開を実施できておらず、中国のスマートフォン搭載アプリケーションのファン達の要求を満たす大きな市場にはまだ余地がある。何百万人もの消費者の注目を得ようと躍起になっている、8つの非公式のアプリケーションストアを紹介しよう。

8社のライバル


1:Tencent(騰訊)のアプリストアが、先月始まったデスクトップのTencentアプリアシスタントを補う形で先週オープンした。このストアは、QQナンバーでログインできたり、店内でアプリの特長を共有したりコメントが出来たりする非常にソーシャルなストアである。このストアとデスクトップとで、Tencentはアンドロイドでのアプリや写真、音楽の共有をGoogleがやっているより上手に実施しているようだ。ストアの情報はここだ。


2:PeaPod(豌豆荚)は、どの会社よりも先にアンドロイドビジネスに参入し、中国産アンドロイドストアで、デスクトップのみに特化した唯一の中国スタートアップだ。この会社はInnovation Works(創新工場、訳注:中国のシードアクセラレーター)出身で、言い換えれば、この会社は、中国の最先端をいくウェブの権威であり起業家(そして、中国Googleの前最高責任者)であるLi Kai-fu(李開復)氏が生み出した会社ということである。Innovation Worksは先週、更に1億8,000万米ドルの資金をシリコンバレーから得た。ストアの情報はここだ。


3:AppChinaは、Innovation Worksから資金とハウツーを受けているもうひとつのスタートアップである。ということは、これまたLi氏の援助を受けているDiaxin(点心)のアンドロイドベースのモバイルOS「Tapas」と連携しているということであり、将来のTapasOSデバイスにプレインストールされる可能性が高いということになる。AppChinaは、ストアから前述したPeapodのデスクトップユーティリティに直接アプリをダウンロードできるオプションも提供している。ストアの情報はここだ。


4:HiMarket/HiAPKは、中国のオンラインゲームから売上を上げているリストから先週見つけたNetDragon(網竜)という会社より資金提供をを受けている。(但し、NetDragonは全体の1.5%しかランク入りしていなかったが)。HiMarketはこのリストの3から8の間に入っていることから、存在するアンドロイドアプリは大体登録されているだろう。或いは、並行輸入されたデバイス、特に絶大な人気があるシムロック解除されたHTCのスマートフォンにプレインストールされていることも多い。ストアの情報はここ


5:GoMarket/GoAPKは、利用者が無料版や海賊版のアプリを共有するとんでもない人気掲示板から出てきた会社だ。現在は、密輸された(本物だが)中国のHTC端末にプレインストールされていることが多い、マーケット独立型のアプリである。このリストに載っている他のストアと同様の方法で、広告や主に海外デベロパーの許可を得て販売しているライセンス取得済みのアプリを中心に取り扱っている。6月には、中国のテック系最大手企業のShanda(盛大)から100万米ドルの資金援助を受けた。ストアの情報はここ


6:N-Duo Market / Nduoaは、過去にShandaから支援を受けていたが、途中で中断されてしまった。それにもかかわらず、辛抱強く頑張り、マーケットプレイスアプリで最も見た目のいいタブレットバージョンをもつ。ストアの情報はここだ。


7:EOE Market (写真上)は、彼らのマーケットプレースで広告やアプリ配信で生き残りに苦労している小さなアプリにユーザーをきめ細かく誘導している。公開されている資金調達の情報などはないが、EOE は良い運営状況にあり、幅広い人気を誇るAngryBirdsなど、中国国内で人気があるアプリケーションのほとんどを配布している。ストアの情報はここ


8:最後のGFansは、中国でのアンドロイドアプリケーションシェアにおける草の根的な存在となっている。有料アプリの海賊版が氾濫するフォーラムとして始まったGFansは、いくつかの改善と考案を経て、非常に人気のある正当なアプリストアへと生まれ変わった。将来的にはアプリケーション・ストアのかわいらしいタブレット版なども考案中とか。ストアの情報はここ。



これらがリストの全容だ。アンドロイドの中国国内のユーザー数が2000万人を突破しようとするところだが、これらのストアはアンドロイド上での人気を築き上げていくチャンスを持ち合わせている。そして、スタートアップを造り上げ売買契約に持ち込むのだ。

もちろん、中国の電話会社3社は、各自アプリストアを持っている。が、それらのサイトは、その他のサイトで利用可能なサービスの幅・選択肢を持ち合わせておらず、電話会社のアプリストアは、その他のサービスをどのようにどこで入手すればいいか見当がつかない人々のためのいわば、 “騙しの選択肢” でしかない。

中国ではまだきちんとしたアプリケーションの支払システムが確立しておらず、これは非常に残念なことではある。これらの電話会社は、キャリア・ビリングという支払システムを導入したが、まだまだ説得力のあるものではないようだ。

【via Penn Olson 】 @pennolson