モバイル広告のInMobiがiTunesランキング 1位となったセガのiOSゲームの成功に貢献

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【翻訳 by Conyac】【原文】

InMobiは、加速度的に成長中である。アジア・インド発のこの企業の規模からして、その的確性は興味深いものである。当初はmKhojと呼ばれており、その後InMobiへと変革を遂げ、GoogleのAdmobが手を伸ばすことができない市場にターゲットを絞って展開してきた。そして、そのHTML5モバイル広告の特性を利用し、米国を基盤としたSproutを獲得した。

企業はそれにとどまらず、作今2億米ドルもの資金調達をソフトバンク社から受けており、これによりInMobiが日本での大きな戦略展開を目論んでいることが垣間見れる。現在、InMobiはアジア市場内での武勇伝のみならず、Googleの目前そしてその本拠地である米国にて、Admobから顧客獲得をおこなっていることでも知られている。

InMobiが先頃投稿したブログ記事によると、企業は、iTunesAppStoreで1位に位置づけたセガのSonic&SegaAll-StarsRacingの成功に貢献したと報じている。セガが米国の大手競争相手よりもInMobiを選択したということは大変興味深い。さらにInMobiはゲーム内広告分野でも成功を収めており、セガアメリカ向けに、平均して0.9%のクリック・スルー・レート(CTR)を獲得している。あまりにも高い割合のため、顧客は企業との事例研究調査に同意したほどである。

公平にいえば、Admobも多数の顧客がiTunesチャート上で好位置につけるよう促進・支援をしたことは確かだ。しかし、InMobiの事例研究調査が反映するところは、企業がどのようにして開発期にしてここまでたどり着いたかというところだろう。私は以前InMobiの代表者に、InMobiとその他モバイル広告ネットワークの違いについて聞いたことがある。回答は簡単にいうと実行法であった。

素人なりの見解としては、InMobiと競争企業間にはさほど違いはないということだ。全ての企業はモバイル広告の販売をおこなっている。しかし、InMobiの担当チームが競争企業と比べて各ステップをよりうまく実行していたのであろう。的確なタイミングで適切な市場を探り当て、顧客・開発者両方に向けて上質なユーザー体験を提供した証であろう。

知るところによると、モバイル広告ネットワークのInMobiはアフリカ方面にも展開しており、市場内では明らかに初期的な試みであろう。しかしながら、世界がInMobiの次期ステップを見守る中で、特に2億ドルもの資金を得ているということを考えると、これらはまだまだ第一歩にすぎない。

【via Penn Olson 】 @pennolson

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