レポート:中国の半数のiOSデバイスは脱獄済

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【原文】

Innovation Works(訳注:創新工場、李開復氏のインキュベータ)の出資会社で、アプリ開発会社向けにアプリの利用統計を提供する UMeng(友盟)が最新の報告書を発表した。それによれば、今年7月末時点で、iOS 4.3 は7ヶ月前の前回調査時の0.5% から今回の 69.3% を遂げており、iPhone 4 は全ての iOSデバイスの84%を占め圧倒的なシェアを誇っている。

ハイライト:

  • iPad 2 は、著しい成長を遂げており、iPad 全体の 59.8% を占めている。
  • iOS 4.3 は、0.5% から 69.3% へと成長し、主流バージョンとなった。新たに 主流 iOS バージョンとなった iOS は、0.5% から 69.3% へ7ヶ月で成長。新たな iOS のアップデートは、リリースから1ヶ月で旧バージョンをはるかにしのぐ成長を遂げた。
  • Android の勢力伸長パターンと類似しており、広東、北京、上海、浙江、江蘇 が、iOSデバイスがよく使われるエリアとなっている。こららの地域全て合わせると iOS デバイス市場の 50.5%を占める。
  • 北京に住むおよそ8~9名に1名が iPhone を使用している。
  • アプリ使用に関しては、iPhone ユーザーは、Android ユーザーとさほど変わらない。平日は、ビジネス、旅行、情報、そしてニュースアプリが頻繁に利用されるアプリのカテゴリとなっている。そして週末は、ゲー ム、写真、音楽、ソーシャル、そしてライフスタイルアプリが同リストを占める。
  • 人々は、ビジネス、旅行、ニュースアプリを、午前8~9時の間に 使用し、ゲームやエンターテイメントコンテンツに費やす時間は、午後5~9時の間となっている。iPhone は、主に日中に使用されることが多く(午前7時~午後5時)、iPad は、夜に使用が集中している(午後6から11時)。
  • 脱獄されたされたデバイスの普及率は、第2四半期には、34.6% から 51.0% になっており、これは中国で販売された iPhone 4 が原因と言える。
  • ユーザの 25% は、削除前にアプリを一度しか使用していないことが判明。

グラフ画像出典:友盟

【via Technode】(@technodechina

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