中国での商標登録戦略、FacebookはAppleよりもスマートだ

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【翻訳 by Conyac】 【原文】
この記事は、DeBund(大邦)法律事務所(@BridgeIP)のLuo Yanjie(駱彦劼)氏がゲストライターとして執筆し、Gang Lu(盧剛)が編集している。


中国での展開が公式には認められていないSNS大手のFacebookだが、商標登録はうまく進めている。一方で、AppleはiPadの商標登録で法廷闘争に持ち込まれたままである。中国の地元メディアのレポートによると、Facebookは中国語あるいは英語で60以上の商標登録を申請している。

以下に示しているのは、Facebookが申請した商標登録とその関連項目の分類である。


注目していただきたいのは、Facebookが商標登録を申請しているのは、実はインターネットビジネスではない様々なカテゴリーに及ぶことだ。

分類9 – ソフトウェア、分類25 – 衣類、分類 – 広告、分類36 – 金融、分類38 – 電気通信、インターネット通信、分類41 – 教育、分類42 – コンピュータのソフトウェアやハードウェア、分類45 – ソーシャルサービス などの分類の申請を行っている。

Facebookが第25類の衣料も申請しているのはとても興味深いが、その名称のブームへのあらゆるただ乗りの可能性を考えてのことだ。我々の知るところでは、商標登録の中で一番申請の多いカテゴリーは、衣料品と文房具の製品名である。当然彼らは第16類の文房具もカバーしている。また、第18類の羽毛製品、第28類の玩具、第26類の装飾品、第30類の食料品も商標登録を勧めている。このようなカテゴリーはどれも侵害されやすいのだ。

Facebookが申請した商標は英語だけではなく、「臉書(脸书)」のような中国語でFacebookを意味するものも含まれる。だが、Facebookは中国では「非死不可(北京語発音でフェイスィブークゥ、Facebook に相当)」として広く知られており、それは「死に至る運命」を意味している。これまでほとんどの海外企業は、既存のブランド名がローカライズされた場合の商標に注意を払わずに中国市場に進出しており、他からの不法な手段でローカライズされたブランドの宣伝活動がうまくいかない。しか、Facebookの申請例を見ると、外国人投資家がブランドローカライゼーションの重要性を認識していたことが分かる。

第9類では、Facebookの商標登録は他の企業によって申請されている。法的手段を使えばそれを取り戻すことができるのではないかと思う。Apple の場合のように商標を買い戻す以外にも、侵害された商標を取り戻すために、中国の法律が定めた手続きは外国人投資家にも用意されている。

【編者注】Facebookが正式に中国へ進出できるのにどのくらい時間がかかるのかは分からない。もしかすると無理かもしれないが、Facebookはまだ進出の方法を模索しており、その準備を進めていることは知っていてほしい。中国で商標登録を守ろうとするやり方がAppleよりスマートであることだけは確かだ。

この記事は、ChinaIPlawyer にも同時に掲載している。

【via Technode】 @technodechina

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