中国事業を閉鎖した楽天、今度はブラジルでオンラインショッピングモールを開始

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

マーケットが激戦区であることを理由に中国のeコマースジョイントベンチャーであるLekutian(楽酷天)の閉鎖を楽天とBaidu(百度)が発表したのはつい先週のことだ。

しかし今日(原文掲載4月25日)、楽天は新たな巨大市場であるブラジルにオンラインショッピングモールをオープンさせた。新しいショッピングモールはRakuten.com.brでアクセスでき、今のところブラジルの小売店から幅広い種類の商品(電化製品、本、衣服等)を提供している。

ブラジルには現在、2億300万人の全人口の約39%にあたる7900万のインターネットユーザがいる。[1]. これから多くの人がオンラインに流れるにしたがって、ネットビジネスにはまだまだ成長が見込まれる。

楽天はブラジルNo.1のオンラインショッピングモールを目指すとしている。消費者に、日本を含む他の地域の楽天サイトなどのグローバルeコマースネットワークへのアクセスも提供する予定だ。楽天のCEOである三木谷浩史氏は付け加える。

「私たちのオンラインショッピングモールを通して、ブラジルの人々の生活に楽しく魅力的で便利な購買経験を提供し、豊かにする事を目指します。楽天はインターネットの力を使って、売り手と買い手に力を与え、ブラジルのeコマースの成長に貢献します」。

楽天がブラジルのeコマースサイトであるIkedaを買収した昨年夏、同社はブラジルのeコマースに毎年18%づつの成長が予測されると言及した。その数ヶ月後の9月、Ikedaは名前を楽天ブラジルに変更し、楽天ショッピングを直後の11月にβ版としてローンチした。

新しいショッピングモールに加えて、楽天ブラジルはIkedaのSaaSサービスを引き継いだ楽天ECサービスも提供する予定である。


1. これはInternet World Statsによる。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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