アジアの2012年のウェブ全体像を客観的に見てみよう。インターネット普及率は昨年の24%から現在27%に伸びている。それに伴い、アジアのネット人口は今年10億人を超え、正確には10億3,400万人となった。モバイル機器の普及率は、74%から82%に上昇。モバイルは多くの人にとってインターネットにアクセスするための主要なツールだ。
これらの統計は、デジタルエージェンシーのWeAreSocialシンガポール支社がまとめたもので、2012年度版のインフォグラフィック(こちら、もしくは下のデータ)が発表されたばかりだ。これは、昨年私たちが大いに楽しんだデータシリーズのアップデート版だ。
以下のインフォグラフィックの全スライドを見る前に、アジアのソーシャルメディアについて、いくつかのポイントを挙げておこう。
中国のみで利用される大手ソーシャルネットワークを除けば、未だFacebookが君臨している。だが、Facebookの地位も安全とは言えないだろう。Whatsapp、KakaoTalk、Line、WeChatなどのグループメッセージアプリが増え、それらはFacebookのアクティビティーのほとんどを奪う準備ができているからだ。つまるところ、FacebookとFacebook Messengerアプリは、友人間でシンプルに楽しくチャットする点でライバルアプリに劣っているのだ。それでは、全スライドをどうぞ。
[出典: We Are Social’s blog]
こうした面白いグラフィックをもっと見たい方は、私たちのインフォグラフィックシリーズで。
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