時間が経てば経つほど、Xiaomi(小米)がApple TVのようなセットトップボックスを開発している可能性が高くなっているようだ。先日、私たちはそのプロダクトのリークされた仕組みについて記事を書いた。
Xiaomiはその噂について何らコメントはしていないものの、私たちは同社がオンラインビデオに参入すると思われる証拠を偶然見つけた。アップデートされたばかりの、Android用MIUIモバイルオペレーティングシステムのデベロッパー版に、「オンラインビデオ」というビデオアプリケーションが含まれていたのだ。
![Screenshot_2012-11-02-18-29-42-225x400](https://i0.wp.com/thebridge.jp/wp/wp-content/uploads/2012/11/Screenshot_2012-11-02-18-29-42-225x400.png?resize=225%2C400&ssl=1)
![Screenshot_2012-11-02-18-29-17-225x400](https://i0.wp.com/thebridge.jp/wp/wp-content/uploads/2012/11/Screenshot_2012-11-02-18-29-17-225x400.png?resize=225%2C400&ssl=1)
もちろん、MIUIにビデオアプリが加わったからといって、同社がビデオ業界への参入を正式に認めたということにはならないが、セットトップボックスの発表が期待される少し前にMIUIデベロッパー版にビデオストリーミングを加えたという事実は、偶然ではないような気がする。
特に、Xiaomiがこの新しいビデオプラットフォームをXiaomiフォンだけのためにつくっているのなら、同社が独自のビデオアプリを推し進め、SohuとQiyiと提携を結ぶ理由はないからだ。(XiaomiフォンにはすでにSohuとQiyiビデオ向けのアプリを含む数多くのアプリオプションがある。)
Xiaomiは、無駄なものに投資し時間を浪費するようなことをする会社ではない。そして、この新しいビデオアプリの存在はXiaomiが本当にセットトップボックスを開発中であるという最もな証拠であると思う。
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