月間5000万のアクティブユーザ数を持つ画像編集ツール「Aviary」が日本に上陸予定

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Aviary’s Japan rep Archie Archibong
Aviaryの日本代表、Archie Archibong氏

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

先週、画像編集プラットフォーのプロバイダーであるAviaryが海外展開を計画中で、日本を最初の展開先としていることを聞いた。この会社は直近数ヶ月の間にかなりの成功を収めていて、5月には月間5000万のアクティブユーザ数を達成している[1]。

既に4600以上の企業がAbiaryのシステムを組み込んでいて、その中でも(我々が知っている中では)ミクシィが最も著名な会社で、Aviaryはカスタムステッカー機能を開発し彼らのアプリの中に組み込んでいる(写真右)。

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私は今週、日本に滞在しているAviaryの事業開発担当者であるアーチー・アーチボン氏に同社の話を伺う機会を得られた。彼はこう説明した:

日本からの需要は多く、これまでも日本の多くの人がどのようにしたらAviaryのプロダクトをうまく活用できるかについて我々にリーチしてきました。それは我々が日本に拠点を置くべきとなる明確な理由でした。

アーチー氏は、フェイス・トゥ・フェイスでのパートナーとのミーティングの大切さと、彼らが実際に何を必要としているかを理解することの重要さを語った。この方法をとることは、同社のロードマップをつくりだすことの助けになると彼は言う。これまでの東京での結果はというと、多くの紹介とミーティングの機会を手にしており、これはemailやSkypeのみのアプローチの仕方ではできないことだと彼は付け加えた。

同社は同社の5回目のイベントとなるPhoto Hack Dayを今秋東京で企画しており、これはコミュニティ、特に多くの写真アプリを開発している日本のスタートアップにとって良い機会となるだろう [2]。この種のイベントはローカルの開発者をサポートするだけでなく、同社のサービスを広めるという点においても、同社のプレゼンスをあげるだろう。

日本でプレゼンスを確立することは、クオリティーの高い日本の写真アプリの豊富さを考えると、賢い動きだと言える。フラリー・アナリティクスからの最近のレポートでは、日本はiOSとAndroidの両方で、他のどの国よりも写真アプリを使う率が高いことが示された(下図参照)。もしこれが正しいのであれば、Aviaryが多くの機会をここ日本で得ることができると言えるだろう。

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[1]これは5月28日に”直近30日”として発表されたものなので、5月の数字としては大体のものである。 ↩

[2]Photo hack Dayの以前のイベントは4月にメンロパークにあるフェイスブックの本拠地で行われた。このイベントでコンピューターサイエンスをバックグラウンドに持つアーチー氏は自分自身でアプリを開発している。 ↩

【原文】

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