STORES.jpと360度パノラマ・バーチャルストアのカディンチェが提携ーーこれは未来だ

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とうとうこういう世界観が身近になってきたのか、という話題だ。

インスタントにECを開設できるSTORES.jpを運営するブラケットは7月11日、パノラマ・バーチャルストアを構築できるカディンチェと提携し、実店舗を所有するユーザーに向けてバーチャルストアの開設サービスを開始すると発表した。

費用は2万5000円で、開設に必要な撮影費やタグ付けなどの作業費はここに含まれている。但し、今回のリリースでは都内に実店舗があるユーザーに限定される。

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バーチャルストア上でタグ付けされている商品をクリックすると、そのままSTORES.jpで開設している店舗に誘導され、その商品を購入できる。文字で書いてもピンとこないと思うので、実際はこちらを見て欲しい。

従来からこのような技術はあったものの、価格や開設側の手間の問題でそこまで広く普及しうるものではなかった。カディンチェのサービスがベースになっているものの、撮影やタグ付け等「最後の一歩」をSTORES.jp側で実施するため、店舗側は商品情報を登録する以外、ほぼ何もしなくてもこのイメージを手にすることができる。

このバーチャルストアを提供している店舗はSTORES.jpのページに「バーチャルストア」というリンクが表示され、そこから仮想店舗へ入店できるようになっている。なお、一度作成したバーチャルストアは画像の差し替えができないため、例えば季節で商品を入れ替える場合などは改めて費用を払って作り替えになる。

とはいうものの2万5千円だ。店舗側のヒアリングをしたというブラケット代表取締役の光本勇介に話を聞いたが、やはり店舗側からも「安い」という声が届いているという。

「超コストが掛かると思われていたバーチャルストア化がここまで身近になったことで、ヒアリングした店舗側には超気軽にシーズンごとに撮影し直せるねって言っていただいてます」(光本氏)。

イメージを見てもらえれば分かる通り、従来のショッピングカートではなかなか表現できなかったウィンドウショッピングに近い体験性を再現できるため、ファッション性の高い商品などの訴求や、実店舗のマーケティング効果なども期待できるかもしれない。

今後は需要を見ながら地方の撮影パートナーを増やして、全国展開も検討しているというこのバーチャルストア化。

「グーグルストリートビューのようにすべての小売店舗をバーチャルストア化して、それがすべてSTORES.jpにつながっていたら素敵だなーなんて思ってます」(光本氏)。

ぜひこの世界観を実現して欲しいし、ECでこれまで実現しえなかったロングテールを攻め続ける、同カテゴリのプレーヤーだからこそ本当にできるかも、と思えるのが素敵ではないだろうか。

なお、今回の提携はSDでお届けしたこの記事を光本氏が読んだことから始まったのだそうだ。メディア運営していてこういう出会いを作れたことを嬉しく思う。

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