
コンセントに取り付けて電子機器の電気使用量を測定し、制御することができるスマートホームデバイスが「Parce One」だ。
クラウドを通じ、Webブラウザやアプリ上で電力利用状況の閲覧や、スタンバイ状態の機器の電源をオフにするといった操作が可能。クラウドファウンディングのIndiegogoにて、そのソリューションを「The Parce Idea」として掲載、支援を募集している。
既に目標の2倍以上である45,000ドルの調達を達成。「Parce One」は一つ69ドルから入手可能となっている。
「Parce One」はエネルギーの消費を抑え、お金を節約し、環境を守ることをコンセプトとしたデバイスだ。利用することで家庭内の総電力使用量を視覚化し、管理することができる。より節約する方法の提示もされる。
このデバイスが優れているのは、スマートな学習能力を有している点だ。ユーザの習慣を学習して、使えば使うほど賢くなる。例えばテレビを視聴する習慣を学習し、家にいない時には自動的に電源をオフすることができる。ユーザが指示しなくても、スタンバイ状態の機器のがあればParce側から電源をオフにするかどうかを提案してくれる。
多くの家庭や会社などでこの「Parce One」を利用することになれば、無駄な電気の使用を抑えて環境を守ることに繋がるのではないだろうか。現在のところ「Parce One」は米国版、欧州版、英国版、中国&豪州版のみの展開となっており、日本のプラグの規格と異なるため利用が難しいのは残念だ。しかし、エネルギーを節約するためのさらなるスマートデバイスを計画中とのことなので期待したい。
http://vimeo.com/83678825
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