スマートフォンから電気のスイッチを操作するための新しいプロダクト「Switchmate」が、クラウドファンディングサイトIndieGoGoに登場した。5万ドルの目標金額に対し、早くも12万ドル余りを集めることに成功している。
同様の機能をもつ製品はすでにいくつも登場しているが、Switchmateの特徴は、取り付けがとてもかんたんなところ。既存のスイッチの上からかぶせるようにして僅か数秒で取り付け可能だという。
既存のスイッチを物理的にオンオフするしくみで、内蔵のマグネットで装着するためネジ留めや電気工事など一切必要ない。
写真のような形状のスイッチに対応する。自宅のスイッチが対応するかどうかは、事前にスイッチの写真を送信すれば確認してもらえるようだ。また、形状が上記のスイッチ上であればよいので、シーリングファンや換気扇等、照明以外のスイッチでも利用可能だ。
操作については、iOS/Android向けの専用アプリが用意される。
複数のスイッチをスマートフォン1台で管理することができる。無線LANは搭載せず、Bluetoothでペアリング、230フィート(約70m)以内のSwitchmateをコントロールできる。本体は単三電池2本が必要で、電池の持ちは約8~12ヶ月。
市販価格は60ドルとなる見込みで、Kickstarterでは、45ドルの支援からSwitchmateを1つ手に入れることができる。また、79ドルの支援で2個セット、119ドルの支援で3個セットを手に入れることができる。2015年12月より配送開始だそうだが、アメリカ・カナダのみへの出荷のみで、日本への配送は対応していない。
筆者のような電気の消し忘れが多い人間にとっては、出かける前にスマートフォンから家中の電気をまとめて消灯できるとありがたいのだが。
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