iQONのユーザー数が100万人を突破、メディア経由の売上が1億円を超えるECサイトも出現

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ソーシャルにファッションコーディネートを共有するiQON運営のVASILYは6月26日、iQONの登録会員数が100万人に到達したことを発表した。また、これに合わせて同サービスのロゴのリニューアルも披露している。

2010年4月のサービス開始からこれまでに投稿されたコーディネート数は100万件、掲載ファッションアイテムは400万件を超えた。また、各アイテムは購入が可能な外部ECサイトへ連結されており、その購入するボタンは月間100万回タップに到達、iQONユーザーからの売上が1億円を超えるECサイトも出現しているという。

iQONが考える「手のひらのファッションメディア」の生態系

ここ1年ほどで、キュレーションという名の下にいくつかの女性向けメディア、特にスマートフォンシフトによる「手のひらの可処分時間」を狙った媒体が生まれつつある。既にある情報をまとめるだけでメディアが作れる分、確かに立ち上がりは早い。

ただ、同じくスマホ×ファッションというカテゴリで先行するiQONにはまた違った印象を持っている。

それは情報をただ消費するだけの受動的なメディアなのか、それとも能動的に参加できるメディアなのか、というポイントにあるのかもしれない。

この違いについてVASILY代表取締役の金山裕樹氏と話をしたところ「iQONはファッショントレンドが分かる、欲しくなる、買える、そういう自分から動きたくなるメディア」という表現を使っていた。

私もこの違いについては、実際に数字で一部大手ECのトラフィック(流入)の25%がiQON経由だったり、iQON経由での売上が1億円を超えるサイトが出てくるといった、読者が確実にこのiQONを通じて「動いている」ことを示す数字が重要なポイントだと考えている。

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メディアは当然、最終的にビジネスをしなければならない。

これは自分ごととしてもそうなのだが、メディア運営をやっていてただ消費されるだけの情報を流しているだけでは、これだけ多様化するオンライン・メディア戦争に生き残っていけない。より積極的に読者にメディアに関わってもらい、近い関係を築き、より自分を高い場所に誘ってくれる情報や価値を提供しなければ、本当にただ読み流されてしまうだけの存在になってしまう。

逆に言えば、読者と近い関係性を作り、生活を変えてくれる価値を提供することができれば、課金にしても、iQONのようなメディア経由の購買にしても「ここならお金を落としてもいい」と思わせることができる。そしてiQONはそれを実際の数字として結果に残している。このコンテキストが重要なのであり、数字として定量的に注視すべきなのだ。

<参考記事> iQONがファッションマガジン「iQONmagazine」を創刊、スマホ×ファッションの王座を狙う

能動的にトレンドを作ろうとコーディネートを生み出すユーザーとメディア、そしてビジネスとなるECサイトとの連携。この生態系を構築していることこそ、iQONが他のファッションメディアと違った印象を受ける最大の理由ではないだろうか。

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