
安全性の向上のため、NHTSAはかねてからAEBの標準装備を提唱していたが、 ようやく普及し始めたばかりだ。AEBは前方検知センサーにより障害物を検知し、ドライバーが何もアクションを起こさなければ自動的にスピードを弱めるか、運転を停止させる仕組みだ。
10年ほど前からまず高級車に導入され、その後しだいに大衆車へも装備されつつあるが、まだ一般的ではない。
今回の協定にはAudiからTeslaまでの主要メーカーが参加しており、これで通常3年かかる規制を待たずにAEBが急速に普及するとNHTSAは見ている。
標準装備の対象となるのは車両総重量8,501ポンド(約3,856kg )までの普通自動車で、8,501〜1万ポンド(約3,856kg 〜4,536kg)の車両への装備は2025年9月1日までに終える。
AEBの標準化は自動運転車普及への第一歩といえる。
via. The Verge
(執筆:キーツマン智香)
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