Storify が買収から3年を経てアップデート、大手メディアやブランド向けに改善された「Storify 2」

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Image Credit: Ken Yeung/VentureBeat
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<ピックアップ>Livefyre’s Storify gets an upgrade so large newsrooms can publish real-time stories

コメントプラットフォームの Livefyre が、当時コンテンツキュレーションプラットフォームとして注目されていた Storifyを買収したのはもう3年前のことだ。その後 Storifyのサービスには大きな変化がなかったが、ついにアップグレードさせた Storify 2 をローンチしたことが昨日発表された

個人の編集者、マーケター向けの機能が中心だった Storify だが、アップデートされたStorify 2は、中規模から大規模のメディアやブランドにとって使いやすい機能を数多く取り入れたことが特徴であるという。

Storify 2を開発するにあたって、様々なソーシャルメディアから得た関連コンテンツを集めたLivefyreのEngagement Cloud 上にStorifyを組み込み、Livefyreのアカウントでログインすれば使える仕様にした。ドラッグアンドドロップでソーシャルコンテンツをストーリーに追加できる直感的な操作や、編集者やレポーターとのリアルタイムでの共同作業ができる機能などを追加した。

ちなみに、Storify 2の法人向けベーシックパーッケージは年間3万ドルかかるそうで、個人ブロガーや小さなメディア向けにはこれまでのStorifyが無料で使えるそうだ。

CEOのJordan Kretchmer氏は次のようにコメントしている。

「現代の読者は、レポーターと他の読者の声のどちらもを欲しています。こうした現実がニュース制作現場に大きな破壊的な転換をもたらすようになりました。パブリッシャーは、大衆の興味にあった、優れた情報をいかに提供し続けることができるかを問うようになりました。パブリッシャーは、自身のストーリーに対してリアルタイムのアップデートを盛り込むことで、常に変化する情報を提供する必要があります。しかし、それは問題の半分に過ぎません。彼らはまた、既に制作したコンテンツの寿命を延ばす方法もまた探しているのです」

via VentureBeat

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