Le Sports(楽視体育)がシリーズBラウンドで10.7億ドルを資金調達——時価総額は31.5億ドル

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LeTV-jia

3月はインターネット大手 LeEco(楽視、旧 LeTV)の関連会社にとって恵みの多い時期のようだ。LeCloud(楽視雲)が10億元(1億5,000万米ドル)のシリーズAラウンドをクローズするとまもなく、同グループ内でも勢いのあるオンラインスポーツメディア企業 Le Sports(楽視体育)がシリーズBラウンドで70億元(10億7,000万米ドル)もの資金調達を行い、それにより Le Sports の時価総額は205億元(31億5,000万米ドル)となった。このニュースは、深圳の上場企業 Caissa Touristic(凱撒旅遊)による発表から間接的な形で明らかにされた。

同発表によると、Hainan Airlines(海南航空)傘下の旅行サービス企業である Caissa Touristic が12億元の資金を他の Hainan Airline 系企業とともに Le Sports に投資したという。これによりオンラインスポーツメディア企業(Le Sports)持分の5.85%を取得することになる。

現地報道によると、中国の実業家である Wang Jianlin(王健林)氏(Wanda Group=万達集団 オーナー)、CMC Holdings(華人文化控股)、さらには政府系投資企業も投資に参加したという。

TechNode(動点科技)が LeEco に詳細を確認したところ、Le Sports が B ラウンドを終了したこと以外、特段のコメントは得られなかった。

Le Sports がスピンオフされて2年が経過した昨年5月、シリーズAラウンドで8億元の資金を調達した時点では時価総額28億元だったが、そこから1年を待たずして時価総額は7倍(原文では6倍となっているが、実際には7倍)以上に急上昇した。

この重量級の企業グループは近年、目覚ましい動きで現地メディアを賑わせていた。同社はスポーツ動画のストリーミングサイト Zhangyu.tv(章魚TV)を3億元で買収したほか、中国のトップサッカーリーグの放映権を27億元で取得、さらにはシンガポールを拠点とするスポーツマーケティング企業 MP & Silva と交渉してサッカーその他の権利を包括パッケージで獲得した

Caissa Touristic の発表では、Le Sports の財務状況も示されている。2015年末時の決算によると、このオンラインスポーツメディア企業の営業収益(監査前ベース)は4億1,700万元(6,430万米ドル)、純資産は4億800万元(6,290万米ドル)であった。

オンラインスポーツは、中国で成長しているオンライン動画ストリーミング市場の中でも新興の分野である。Alibaba(阿里巴巴)は2014年に広州のサッカーチーム Evergrande(広州恒大淘宝)の半分を12億元で買収した後、この成長市場に参入するため昨年スポーツ関連企業を設立した。Jack Ma 氏が支援する Yunfeng Capital(雲鋒基金)もまた、Le Sports のシリーズAラウンドに参画している。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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