テスラ、今後生産する全車に自動運転を可能にするハードウェアを搭載ーー自動運転車の運転席から撮った動画を公開

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image via. flickr
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<ピックアップ> Tesla is packing even more self-driving hardware into its cars for totally hands-free rides

今年5月に、その自動運転車が初めての死亡事故を起こしたテスラ。その後も、7月に2件の事故が報告されている。同社は、人による運転を上回る安全性を持つ自動運転車の開発を急いでいる。また、今後生産する全車に自動運転機能を搭載することを発表した。

全車に搭載されるという自動運転装備には、周囲の物や障害物を探知するための12の超音波センサー、360の視覚範囲と250メートル先まで認識できる8つのカメラなどが含まれる。デバイスから収集したデータを解析するコンピューターは、前身の40倍の性能を誇るという。

米国時間の10月20日、テスラモーターズのCEOであるElon Musk氏が以下のようなツイート(「この後、複雑な都市環境下を走行するテスラの動画を投稿する」)をしたが、その動画が実際に公開されたようだ。

動画を見ると運転席に人が乗ってはいるが、これは法的理由によるもので彼は車の操縦には一切タッチしていない。住宅街を走り出し、高速道路を使ってテスラの建物にたどり着くと運転手を降ろし、駐車スペースを探しにいく様子がわかる。

Uberは自動運転タクシーの開発に着手していると報道されており、またBMWは、2021年を目指して初の自動運転車の開発に取り組んでいる。テスラの自動運転機能が一般に提供されるスケジュールは、まだ未定のままにとどまる。

via. The Next Web

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