韓国の「Albam」が160万米ドルを調達、スマートフォンで出勤時刻の記録が可能に

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時間と給与を管理する韓国発のアプリ「Albam(알밤=韓国語で栗の実の意)」が、Capstone Partners(캡스톤파트너스)がリードする最近のシリーズ A ラウンドで160万米ドルの資金を調達したと本日(11月21日)発表した。Kolon Investments、K-Bridge Investments、Shift、Plantree Partners なども今回のラウンドに参加している。

Albam は今回調達した資金を韓国市場でのシェア確立とアジア全域への事業拡大に活用すると声明で述べている。

昨年開始された同サービスは、いまだにタイムカードと Excel シートを使って昔ながらの方法で従業員の勤務時間を記録・管理している企業にとっての大きな悩みを解決する。Albam を使えば従業員はオフィス周辺5メートルであれば、iBeacon がインストールされた携帯電話で出社時間を記録できる。

これによって出欠確認に要する時間は1日45分から15分へと短縮される。1ヶ所以上の場所で仕事を切り盛りする起業家にとって、これは極めて有用だ。勤務時間を管理する上でのエラーや意見の食い違いもなくなる。

従業員は、出社・退社時間を記録する以外に、アプリ内でスケジュールを確認したり上司から依頼されたシフトを登録したりできる。

Albam はまた、自動化された給与管理会計システムも取り入れており、コーヒーチェーン店の Tom & Tom’s、コンビニチェーンの CU、ファストファッション企業の Wonderplace など、韓国国内でいくつかのブランドを対象にベータテストを実施中である。

古いやり方から抜け出せない

親会社 Blue Night(푸른밤)の設立者 Kim Jin-yong(김진용)氏がひらめいたのは、Samsung を退社しパブを開いた時だ。

ビジネスを大きくするためよりも、事務作業に多くの時間を費やしていました。Albam は自分への贈り物のようなものでした。

Capstone Partners の CEO、Eunkang Song(송은강)氏は次のように述べている。

韓国ではスマートフォンが非常に広く普及していますが、HR や給与管理ソリューションのモバイル化は、韓国でもアジア全域でもまだあまり進んでいません。Albam は素晴らしい製品を開発しました。韓国市場における反応も非常にポジティブなものです。

韓国では6,000を超える店舗が Albam を使用しており、うち有料ユーザ数は1,600件である。Albam のサービスは、従業員数が20人以下の場合月額8.70米ドルだ。Kim 氏によると、同アプリを使用したフランチャイズの97%が有料サービスを採用するという。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】