
Staffjoyは2015年に創業し、スモールビジネス向けに時間単位の従業員のスケジュール管理を改善するテクノロジーを提供している。本日、同社は提供製品の次のフェーズに入ったことと、Caffeinated Capitalの主導による120万ドルのシードラウンドを終えたことを発表した(編集部注:原文掲載1月10日)。
今回のラウンドには、Brainchild HoldingsとHaystack Fundも参加している。
Staffjoyは、Andrew Hess氏 とPhilip Thomas氏がセントルイス・ワシントン大学に在学中に取り組んだアルゴリズムプロジェクトから生まれたものだ。現在の製品は、従来シフトワーカーを手動で管理するプロセスの改善に挑戦するものだ。従業員は就業可能時間を毎週入力する。すると、システムのアルゴリズムが計算と割り当ての仕事を行い、フルタイム・パートタイムにかかわらず、各日にちに適量の従業員がいることを確実にする。
Staffjoyによると、テキストメッセージのボットを使って従業員にその週の新しいスケジュールを送るウェブアプリと、その他の関連のアップデートによってシステムを改善したとのこと。従業員は、いつ仕事をするのかを確認するためにアプリをダウンロードする必要がなくなる。
創業者のThomas氏は次のようにコメントしている。
私たちが行ったユーザーリサーチによると、これほど多くの会社がシフトを組むのに紙やスプレッドシートを使っている理由として、従業員がスマホもEメールでさえも使っていないということがわかりました。私たちはテキストメッセージが、従業員の利用を促す最高の方法であることを発見しました。実際、多くのマネージャーが既存のスケジュールアプリのスクリーンショットを撮って、チームのメンバーにテキストメッセージでそれを送っていたのです。
今回のシード投資によって、Staffjoyは成長をより加速することができるだろう。同社は、今ではクローズしているY Combinatorのフェローシップクラスの初回参加者の一つだ。これまで、2015年に1万2000ドルをY Combinatorから調達し、昨年はブリッジラウンドで非公開額を調達している。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】
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