なぜあなたを激怒させている Facebook の投稿を見続ける必要があるのだろうか?

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Feeling-lonely by Adnyanha via Attribution Engine. Licensed under CC BY.

自分が見ているメディアが怒りにまみれてることが分かった場合は、そのニュースを再評価する必要があります。なぜあなたを激怒させているFacebookの投稿を見続ける必要があるのでしょうか?なぜあなたを怒らせるようなニュース番組を見る必要があるのでしょうか?それよりも、より中立なニュースソースを見つけたり、ソーシャルメディアの消費を制限する方が賢明なのです。もしくは、反対している人々のことを学び、なぜ彼らが自分の考え方や行動をするのかを理解する方がいいでしょう。/引用:We’re consuming too much media. It’s time to detox our brains.

Recodeにひとつコラムがあったのでご紹介。最近、Facebook の投稿数が約30%減ったという調査結果が報告されていましたが、これが全体のユーザー離脱を表しているかどうかは別の話として、個人的なタイムラインにひとつ変化を感じることがあります。

それが引用記事シェアの多さです。(※注意:あくまで私のタイムライン)

個人的なアップデートというよりは、どこかの記事(もちろんこれは私たちのようなウェブメディアが対象です)を参照したコメントが溢れるようになりました。いわゆるキュレーションであり、これそのものは予想していた流れというか、信頼できる人の情報は信頼に足るという基本思想に基づくものであって、情報収集する側としては歓迎すべきことなのですが同時に困ったことも発生しています。

それが昨今のフェイク(偽)ニュースに端的に現れる、いわゆる「アクセス稼ぎ」を目的としたゴミのような情報の拡散です。意外とフェイクニュース批判してるような人が運営元も明示してない掲示板のまとめを拡散したりしているのを見ると、これはもう良い/悪いとかじゃなくてネットの特性なのだなと思うようにしています。

で、例えばそういうものに当たってイラついた時に、ソーシャルメディアを見る・見ないという二元論に持っていくのではなく、デトックスの方法として「行動を記録する」ことを提案しているのが冒頭の記事になります。

最初のステップはあなたが不快に感じる思考や気持ち、またはあなたが変えたい行動を慎重に特定することです。例えばオンラインで時間を過ごし過ぎていると感じる場合は数日間、行動の記録を残すといいでしょう。重要な点は、動作がいつ、どこで、なぜ発生したかを詳細を記録することです。たとえば、オンラインで浮足立つような衝動を感じているとき、実際に1日にどれくらいの時間を費やしているのか、何かをクリックしたくてたまらない時、あなたは何を考え、感じているのか。自分がチェックインしなかったら何が起こるのかとか、社会の注目や承認欲求、世の中が自分の思うように動いているかどうか心配するほど自身が破局的な状態になっているのか?(中略)食事や喫煙と同じで、インターネットを徘徊して否定的な感情から一時的な救済を得ようとすると、長期的には逆行する可能性があるのです。

で、この自分の行動を観察した上で、イラついたままソーシャルメディアにしがみついて徘徊するのではなく、その感情や行動に対応する別の方法を考えましょう、と提案しているんですね。

例えば自分が見てるニュースをよく調べて見たら怒りまみれで人のことを批判しかしてなかった、じゃあそのソースを変えてみましょう、もしくは反対している人たちはどういう考えで行動をしているのか、それを勉強してみましょう、と。

アドバイスしているのはテキサス大学サンアントニオ(UTSA)の臨床心理学教授、Mary E. McNaughton-Cassill博士で、ストレスとその対処法を研究し、さまざまな学術誌に寄稿しているほか「現実世界のストレス管理:マインド・ザ・ギャップ」の著者でもあるそうです。

ネットを見るのをやめて外に散歩に出かけましょう、なんていうアドバイスはよく見かけたのですが、こういう自分の行動を注視して考えましょうという提案はなかなか新鮮でした。行動そのものは抑制せずに、別の方向に向けてるという感じなんですかね。

via Recode

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