ナイルとフラーが提携、アプリ発見サービス「Appliv」とアプリ分析プラットフォーム「App Ape」でデータ連携を開始

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4月13日14時更新:フラーの累積合計調達金額を11.7億円を7.5億円に修正
(2016年7月調達の4.2億円は合計7.5億円に包含されていたため)

アプリ発見サービス「Appliv(アプリヴ)」を提供するナイルと、アプリ分析プラットフォーム「App Ape(アップ・エイプ)」を提供するフラー(旧社名 Fuller)は10日、両社のサービスをデータ連携することを明らかにした。具体的には、App Ape の持つユーザデータを Appliv のデータに連携することで、Appliv 内アプリランキングに利用者数順ランキング機能などが追加される。

Appliv は2012年8月、ナイル(当時の社名はヴォラーレ)がローンチしたアプリ発見サービスだ。社内ライターによるアプリレビュー記事が7万件以上投稿されており、スマートフォンユーザが新しいアプリに出会うことを促している。現在の月間アクティブユーザ数は600万人。日本のほか、アメリカ、カナダ、オーストラリア、フィリピン、ケニア、アイルランド、インド、シンガポールの各市場のアプリマーケットに対応している。

一方、フラーが運営するモバイルアプリの市場・競合調査プラットフォーム「App Ape」は2013年にサービスを開始し、アプリマーケットのマクロデータやユーザの利用動向データを提供。これまでに3,000社以上に導入されており、昨年には韓国のモバイル専門マーケティング会社 Mobidays(모비데이즈)との提携により、韓国市場に進出した。

ナイルは2013年、日本ベンチャーキャピタルと、クックパッドの元 CFO でエンジェル投資家の成松淳氏から1億7,500万円を調達。2014年には、ユナイテッドと資本業務提携を締結している(調達額非開示)。フラーはこれまでに、複数の投資家から公開されているものだけで総額7.5億円を調達している。

App Ape
Appliv

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