メディアインテリジェンス企業MeltwaterがCosmifyを買収、機械学習機能を強化

Cosmify の CEO、ファウンダーの Eugene Ciurana 氏
Image Credit: Meltwater

メディアインテリジェンス企業の Metlwater は15日、サンフランシスコを拠点にデータ解析スタートアップを営む Cosmify を買収したことを発表した。買収額は明かされていないが、Melwater は VentureBeat に対して、Cosmify の知的財産(IP)を買い、チームメンバーが同社に加わる予定であると説明した。

今回の買収は、過去9ヶ月で Melwater による4件目の買収だ。同社はこれまで、香港のビッグデータソリューション Klarity、オックスフォード大学のスピンアウト Wrapidity、米国のメディアモニタリング企業 Encore Alerts を買収している。カナダのInfomartの買収も近々クローズする予定だ。

一連の買収は、Meltwater のユニークな事業領域に照らし合わせてみれば、驚きではない。Jorn Lyseggen 氏が同社をノルウェーのオスロで創業したのは2001年のことだ。ノルウェー政府の研究助成金1万5,000ドルを元にブートストラップした。ファウンダー・CEO の Lyseggen 氏は、VC からは一円も受け取っていない。その代わりに、優秀な人材を採用することで同社を成長させてきた。現在はサンフランシスコに本社を置き、グローバルで55のオフィスに1,500名の従業員を有する。

同社いわく、ジョージワシントン大学やアパッチソフトウェア基金など含めた2万5,000の顧客をもつという。

Meltwater の事業は当初、メディアでの言及があった際に顧客企業にアラートで知らせるというサービスに特化していたが、その後ソーシャルメディアやブログ、オンラインフォーラム、レビューなどといったその他のソースも含める形で拡大していった。だが、同社のエンジニアリング部門シニアディレクター、AIのヘッドである Aditya Jami 氏は、そうしたソースはトラックしているデータの一部にすぎないという。社内のデータソースから情報を抽出することもまた事業の鍵 となっていると彼はいう。

その点こそ、Cosmify を買収した理由であると Jami 氏はいう。

PDF、スプレッドシート、クラウドドライブ、カレンダーなどをサポートしており、フォーマットにかかわらず様々な種類のファイルから興味深いインサイトを見つけることができる。

Cosmify のファウンダー、Eugene Ciurana 氏は機械学習企業の Summly を2011年にローンチしており、その2年後に3,000万ドルで Yahoo に売却した経験をもつ。その後、彼はコーファウンダーとともに2014年に Cosmify を立ち上げた。Horizons Ventures の Bart Swanson 氏や、MuleSoft のファウンダー、Ross Mason 氏が Cosmify に投資している。

(本記事は抄訳になります。)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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