働く人のチャット健康相談「Carely」を運営するiCAREは10月2日、IT業界に特化した産業医紹介サービス「Carely産業医」の提供を開始することを発表した。
同サービスは産業医の見つけ方や選び方がわからないといったIT企業の悩みを解決する。費用や必要条件にあわせた同社の推薦産業医とのマッチングを実施し、契約後のアフターケアに関しても同社が担う。産業医教育プログラムを通じてIT業界で発生するメンタル不調者のケアや休職復職対応のノウハウを持った産業医とマッチングすることができるのが同サービスの特徴で、IT業界で多く取り入れられている在宅勤務や裁量労働制などにあわせたサポートが強みだ。
厚生労働省が発表する「毎月勤労統計調査」(平成27年)によれば、IT業界(情報通信業)は年間総実労働時間が全産業平均より200時間以上も長いという(情報通信業:1,955時間、全産業:1,732時間)。
こういった背景から、病院の内科医や産業医としての経験を持つ同社代表取締役の山田洋太氏は2013年に同サービスの元となる健康管理システム「Catchball」をリリースした。その後、2016年3月に「Carely」をリリースし、インキュベートファンドを引受先とした総額1億円の資金調達の実施も発表している。
Source:PRTIMES
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