シンガポールと台湾でSigfoxサービス提供のUnaBiz(優納比)、シリーズAでソラコムやグローバル・ブレインらから1,000万米ドル超を調達

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UnaBiz(優納比)のチーム
Image credit: UnaBiz(優納比)

シンガポールと台湾で LPWAN(低電力ワイドエリアネットワーク)の Sigfox サービスを提供する UnaBiz(優納比)は、シリーズ A ラウンドで1,000万米ドル超を調達したと本日(原文掲載日:8月28日)発表した。資金調達元となったのは日本のグローバル通信企業 KDDI とグローバルエネルギーサービス企業 ENGIE の戦略投資だ。

KDDI は子会社のソラコムが運営する「SORACOM IoT Fund Program」を通じて UnaBiz に出資した。ソラコムは120ヶ国以上でマルチスタンダード IoT プラットフォームを運営している。

このラウンドには日本のベンチャーキャピタル企業グローバルブレインも KDDI Open Innovation Fund Ⅲ (KOIF3)を通じて参加している。

また、シンガポールからの非公表のエンジェル投資家や、Shin Kong Group(新光集団)の子会社で台湾のセキュリティ管理大手 Shin Kong Security(新光保全)の参加もあった。

UnaBiz のシードラウンドでも資金を提供した ENGIE は、ENGIE New Ventures を通じて今回の投資に参加した。

左から:UnaBiz(優納比)CEO の Henri Bong 氏と、CTO Philippe Chiu(邱賞恩)氏(共に共同創業者)
Image credit: UnaBiz(優納比)

UnaBiz の CEO で共同設立者の Henri Bong 氏は、報道声明で次のように述べている。

今回の資金調達シリーズの成功はチーム全体のたゆまぬ努力の成果で、UnaBiz は新たな成長段階へと歩みを進めることができます。

私たちはわずか2年の間に全国ネットワーク網を2つ展開し、アジア中で200社を超えるパートナーを擁するエコシステムを築き、25ヶ国以上に当社の IoT ソリューションを市場投入しました。財務面だけでなくオペレーション面でも当社を支援してくださる国際パートナーを新たに迎え、UnaBiz は Massive IoT の実現に向けて一層重要な役割を果たしていきたいと思っています。

UnaBiz は IoT アプリケーションの製品開発に今回の資金を投資していく予定。同社はこのアプリケーションを「接続性、エンドツーエンドソリューション、エンジニアリングサービス」を組み合わせたものと説明している。

また、パートナー各社と協力して、航空宇宙、施設管理、飲食業、ロジスティクス、サプライチェーン、スマートシティなどの鍵となる業界分野にソリューションを提供していく予定だという。

2016年に設立された UnaBiz は、シンガポールと台湾で事業展開している。

同社は両国で Sigfox の接続サービスを提供しており、自社エコシステムネットワークを通じ世界中で IoT ソリューションを販売している。

【via e27】 @E27co

【原文】

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