オウンドメディアで取材と記事制作を効率化する3つの方法 #スタートアップPR

by Takeshi Hirano Takeshi Hirano on 2019.4.5

close up of hand over white background
Photo by Lum3n.com on Pexels.com

広報会議への寄稿をきっかけにスタートアップ向けのPR手法について使えそうなTipsをまとめている「スタートアップPR」ですが、今回はオウンドメディアのコンテンツ制作に関する話題を。

最近、採用広報を中心に社内インタビューや業界マップ、自主開催イベントのレポートなどのコンテンツを作られるケースが増えてきました。コーポレートサイトだけでなく、Wantedlyやnote 、PR Tableなどのサードパーティーも揃ってきたことから、ネットへの掲載や配信が随分手軽になったことも背景のひとつと思います。

一方で面倒なのがコンテンツの作成です。取材や音声の書き起こし、編集に撮影と上手な記事を真似れば真似るほど、かかってくる手間や負担は大きくなります。かといって外部のライターや編集プロダクションに依頼するとそれなりに費用がかかったり、また、専門的な知識が必要になってくるとそもそも該当する人がいなかったり。

私たちTHE BRIDGEもテック専業メディアとして同じような壁に何度も当たってきました。

そこで本稿では自社コンテンツの制作に役立ちそうなTipsを軽くまとめてみました。広報会議の寄稿では最終回にもう少し詳しく掲載しています。ポイントは次の三つ。

  • 論点を先に整理
  • 一緒に作る
  • みんなでPRする

1:論点を先に整理する

特にインタビューもので一番避けた方がよい例が、何にも準備せずに対面してお話を聞くというやり方です。対談ものでもノウハウものでもなんでもそうなんですが、コンテンツを作る上で重要になるのが「論点の整理」です。インタビューで言うところの質問事項になるんですが、この作り方で随分とアウトプットは変わってきます。ポイントとしては場面の転換を意識して作ることです。

例えば新入社員インタビューをするとします。「入社の理由は?」と「この会社を選んだ経緯は?」という質問は違うようで同じです。この場合もうひとつ用意する質問は「プライベートで得意な特技は?」の方が場面を展開できるので整理しやすくなります。

大体、ひとつのインタビューで用意する質問(場面転換)は5つぐらいにしておくのがよいでしょう。また、それらに対する回答は最終的に140文字(Twitter制限と同じ)程度にまとまるよう情報を集めておくのがスマホで読むときに最適化しやすいです。

2:一緒に作る

オウンドメディアを作る広報やPRチームを悩ませるのが具体的に手を動かす作業の部分です。しかしこれはみなさんで分担しましょう。そもそもPR(パブリックリレーションズ)の活動は一部のチームだけでなく、企業としてユーザーや社員、株主などとの関係づくりの活動ですから、全社員で取り組むべき活動です。

例えば先ほどのインタビューであれば何かシートを作成し、質問に対する回答を「対面取材する前に」事前用意しておいてもらえれば随分作業負担が軽くなりますし、回答する側も事前にゆっくりと考えて答えを書くことができるので、書き起こし原稿をチェックするような二度手間もなくなります。

追記:チームメンバーの人にコラム書いてもらう場合のことを書いておきます。やり方は基本同じなんですが、フリーハンドで「書いて!」とお願いするより、質問した方がやはり書きやすくなります。一方で難しいのが質問ですが、専門的な内容であれば「何を聞いて欲しいか教えて」と質問自体を聞くのもアリです。いずれにせよ一緒に作るのが吉です。追記終わり。

3:みんなでPRする

こうやって一緒に作ったコンテンツはやはりシェアしたくなるものです。また、参加型でコンテンツを作ることで、自分たちがやっている活動を社外に効率よく発信できることが分かれば、より情報を出そうという動きにつながるかもしれません。また、コンテンツのURLをカウントできるようにして、企業としての「シェア力」を測定しておけば、PR/広報チームの新しいKPIとしても参考になるかもしれません。

本件については勉強会などを今後開催予定です。適宜Twitterなどで告知しますので、ご興味ある方は参加ください。またこれまでの過去記事も合わせて参考になれば幸いです。

ニュースレターの購読について

毎日掲載される記事の更新情報やイベントに関する情報をお届けします!

----------[AD]----------