目指すは「自家用車のいらない世界」ーーLyftがレンタカー事業の試験運転をSFで開始

by Taishi Masubuchi Taishi Masubuchi on 2019.5.17

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ピックアップLyft just started experimenting with car rentals in San Francisco

ニュースサマリー:Lyftがレンタカーサービスへ参入するようだ。Engadgetが10日に伝えているもので、現時点ではサンフランシスコのみでの試験運用でテストユーザーのみ利用可能。

Lyftによると、現段階でセダン車が1日60ドル、SUV車が1日100ドルの価格で新車の貸し出しを開始しているという。レンタル可能な期間は、1日から2週間まで。同社は、シェアリング事業の横展開を大きく始めており、直近では自動車を持たないドライバーに専用車を貸し出す「Express Drive」の試験導入もシアトルにて始めている。

話題のポイント:つい先日Lyft最大のライバルUberがIPOを実施しました。その中で、同社は着々と事業の横展開を進めています。

「Express Drive」の際も感じたことですが、Lyftは実際にドライバーとなる側の満足度向上を意識している印象を受けます。通常、自身の車を使ってドライバーとして活動した場合、ガソリンの消費は自己負担となってしまいます。それに比べExpress Driveで電気自動車・ハイブリッド車をレンタルすれば、それらの充電は無償で実施できるなど、非常にユーザー目線に立った取り組みです。

「We’re constantly adding multimodal options so people can use Lyft for any kind of trip(私たちは、人々がどんな場所へ行ってもLyftを有効活用できるようにマルチな選択肢を提供することに注力しています。)」

Lyft関係者がインタビューに答えている通り、場所や場面に限らずLyftが使える、そんな状況を同社は目指しています。今回のレンタカー事業も、自分で運転したいユーザーニーズに応えるもので、移動のサービス化という傾向を考えると必然の展開です。

自動運転などが進むとはいえ、その場におけるドライバーの存在はこれからも大事なことはここ数年は変わらないでしょう。逆に車自体を個人が保有する世界観はどんどん変わっていきそうです。

 

 

 

 

 

 

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