SLUSH TOKYO運営チームが「BARK」にリブランド、カンファレンスも日本発オリジナルの国際スタートアップイベントに進化

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毎年2月に開催されるスタートアップカンファレンス「SLUSH TOKYO」の運営チームからニュースがもたらされた。同チームは、財団法人傘下で運営される株式会社 BARK(指名委員会等設置会社)を設立し、カンファレンスの名前も BARKATION へと名前を変える。SLUSH TOKYO 運営チーム(一般社団法人)で CEO を務めた古川遥夏氏が、BARK(Web サイトTwitter)の代表執行役に就任する。

BARK とは木の幹を切った時の一番外側に位置する樹皮の部位のことだ。細胞分裂が激しく成長の速い部位であるとともに、外部からの攻撃に対して幹の中心部を守る働きを持つ。古川氏によれば、木の幹の部分がスタートアップのコミュニティであるとすれば、BARK はそれを守る層であり、マウンティングや偏見の無い自由なコミュニティが作りたいという思いを込めたという。

私たちは、VC でもなければメディアでもない。お互いが支えられるコミュニティだ。コミュニティは他にもどんどん増えてきているが、だからこそ、皆が自由に使える場所を作りたい。

スタートアップ界だけが盛り上がってるだけでは十分ではなく、国や社会を変えていくという文化を根付かせたい。「自分たちで自発的に何かをやりたくなるような場作りをする」というのが BARK のミッション。これに応えられるオフラインの機会をイベントで実現したい。

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10月8日、東京・原宿で開催された BARK Launch Party で登壇した古川遥夏氏
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2月に開催されるイベント SLUSH TOKYO は、「BARK を CELEBRATION する」の意から「BARKATION」と名前を変える。2日間で世界中から6,000人を集める予定だ。SLUSH TOKYO と名前が付いていると、フィンランドで開催されている〝SLUSH の東京版〟と印象が強い。しかし、実際には SLUSH TOKYO 運営チームが自由にコンテンツを設計しているものだった。SLUSH SHANGHAI や SLUSH SINGAPORE も同様だ。

イベントの名前を変える背景には、SLUSH TOKYO と名前が付いていることで、「フィンランドの SLUSH に行ったので、日本で開催される SLUSH TOKYO も同じようなイベントだから、行く必要は無いだろう」というイメージを払拭する意図があるようだ。BARKATION と名が付くことで、日本発の本格的インターナショナルスタートアップカンファレンスというブランディングが可能になり、海外から日本市場を目指したり、世界中からやってくる起業家と出会ったりするイベントに一皮剥けることができるだろう。

10月8日、東京・原宿で開催された BARK Launch Party
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一般社団法人から財団法人傘下の株式会社に移行したのは、SLUSH から Do-er の文化を受け継いでいるため、コアチームの顔ぶれが変化していく組織であるものの、従来の組織体制ではそれに柔軟に対応することができず、やりにくい部分が発覚したからだそうだ。運営チームを指名委員会等設置会社とすることで、運営(経営)の透明性を維持しながらコアメンバーが柔軟に動ける環境を確保できるという。

BARKATION という新しい名前を冠することについて、古川氏は「まだ誰も知らないブランドを、世界中で知られる存在にすることで成功できれば、自分たちもスタートアップと同じ目線で挑戦できることになる。Do-er の意識を忘れずに行動で示したい。」と語った。

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