MicrosoftのTeams、デイリーアクティブユーザー数が7,500万人を突破ーー実はSkypeも激増

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新型コロナウイルスがパンデミックを起こしたことにより、リモートワークやオンライン学習をする人が増加している。Microsoftの2020会計年度第3四半期の業績報告はCEOのSatya Nadella氏からのビッグな数字で幕開けした。中でも特筆すべきは、Microsoft Teamsのデイリーユーザ数(DAU)が7,500万人を突破したことだ。ほんの6週間前には4,400万DAUだったのが70%の増加だ。その前4カ月間にもすでに110%増加しており、MicrosoftはCOVID-19を要因の一部と捉えている。

本誌電話取材に対しNadella氏はこう話した。

今月は1日あたり2億人以上が参加し、会議の時間は41億分を超えました。7,500万人以上のアクティブユーザが上質なコミュニケーション・コラボレーション体験をしています。その内3分の2の人々はTeams上でファイルをシェアしたり共同作業をしています。

ビデオ通話だけじゃない

業績報告にTeamsを使ったのは今回が初めてだ。Teamsは、Slack(10月の時点で1,200万DAU)、FacebookのWorkplace(10月の時点で300万人の有料ユーザー)、およびGoogleのHangouts Chat(ユーザ数は未公表)と競合する同社のOffice 365のチャットベースのコラボレーションツールだ。これ以外にも、たとえばビデオ会議用のアプリなどの利用数が今回のパンデミックによって急増している。4月第4週、Zoomの参加者は3億人を超え、Google Meetは1億人を超えた

Microsoftは3月、SkypeのDAUが70%増加して4,000万人に到達したと発表した。TeamsとSkypeの違いを知ることはMicrosoftの今後の動向、特に、一般向けバージョンのTeamsをローンチしようとしていることを理解する上で重要だ。

Teamsはただひたすら数多くのビデオ会議をするためだけのものではありません。Teamsは業務を進めるためのものであり、ミーティングやビデオ通話はその一部にすぎません。人々が職場に戻ってくれば、それらの有用性はほんの付け足し程度のものになるでしょう。(Nadella氏)

パンデミックが終息すれば、こういったサービスの利用者数がどのくらいに落ち着くかが分かるだろう。

Nadella氏によると、ヘルスケア分野だけでこの1カ月間に3,400万件を超える会議がTeams上で行われたそうだ。現在、18万3,000以上もの教育機関および10万人規模の従業員を抱える20もの組織がTeamsを利用している。

TeamsはMicrosoftのアプリの中で最も急速に成長している。同社はTeamsのDAUを「デスクトップ、モバイル、ウェブのいずれかで24時間以内に意図的なアクションを行なった日常的なユーザの最大数」と定義している。

意図的なアクションとは、チャットの送信や返信、会議への参加、ファイルを開くことなどを指します。自動的な起動、画面の最小化、アプリの終了といった消極的なアクションは含みません。(Nadella氏)

Nadella氏はまた、前四半期のOffice 365の月間アクティブビジネスユーザ数は2億5,800万人だったと報告している。すなわちTeamsを毎日アクティブに使用した人数はOffice 365の月間アクティブビジネスユーザの29%ということになる。一般向けのTeamsがどうなるかは分からないが、Teamsが成長する余地はまだだくさんある。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】