中国テック大手NetEase(網易)、NASDAQに続いて香港証取に今日上場——新たに26億米ドルの資金調達を目指す

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北京にある NetEase(網易)ビルの外観
Image credit: TechNode(動点科技)/Coco Gao

中国のテック大手 NetEase(網易)は2日、待望の香港上場を発表し、6月11日の上場に向けた詳細な計画を提示した。

重要視すべき理由:NetEase は、アメリカに上場している中国のテック大手が香港証券取引所に二次上場するのは、昨年11月の Alibaba の大規模な香港上場に続いて2社目となる。

  • ロイターが引用した Refinitiv のデータによると、2020年には香港でこれまでのところ最大規模の上場となる。
  • JD.com(京東)も早ければ6月に香港での二重上場を計画していると報じられている
  • ニュース報道によると、Baidu(百度)や Ctrip(携程)などのテック大手も同様の動きを計画している。

詳細情報:2日に提出された資料によると、NetEase は6月11日に証券コード「9999」で香港証券取引所にデビューする予定。

  • NetEase は、今回のグローバル公募で合計1億7,148万株を提供する予定である。このうち、515万株は香港で、1億6,633万株は世界で提供される。
  • 公募価格は1株あたり126香港ドル(約1,750円)を超えない。ロイターによると、同社は今回の二次上場で約26億米ドル(約2,800億円)の資金調達を目指しているという。
  • CICC(中国国際金融)、クレディ・スイス、J.P.モルガンが、共同スポンサーと共同グローバルコーディネーターを務める。
  • 調達資金は「グローバル化の戦略と機会獲得」のために使用される。

背景:2000年6月、NASDAQ に上場した NetEase は、収益の約80%をゲームで稼いでいる。Tencent の競合にあたる。NetEase は、さまざまなジャンルのモバイルゲームや PC ゲームを140タイトル以上展開している。

  • NetEaseの e ラーニング 部門「Youdao(有道)」は2019年にニューヨーク証券取引所に上場した
  • データ分析サービス「Jiguang(極光)」によると、「NetEase Cloud Music(網易雲音楽)」はユーザベースでリーダーの 「Tencent Music(騰訊音楽)」に次ぐ2位となっている。NetEase は音楽事業の分離上場を計画しており、2019年の登録ユーザ数は8億人を超えたという。
  • 同社は、プライベートレーベルブランドの EC プラットフォーム「NetEase Yanxuan(網易厳選)」や、9月に Alibaba に20億米ドルで売却した越境 EC マーケットプレイス「Kaola(網易考拉)」のほか、オンラインメディア、電子メールサービスなど多数の事業を展開している。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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