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予想通り、Googleは本日(現地時間で9月30日)の新製品発表会「Launch Night In」で2つのスマートフォンを発表した。「Pixel 5」と「Pixel 4a(5G)」だ。Pixel 5は昨年のPixel 4の後継機種で、Pixel 4a(5G)は8月に発売されたPixel 4aの5G対応版となる。
どちらのスマートフォンも、既存のPixelデバイスで利用できないようなとんでもないAI機能を搭載した・・ようには見えない(ちなみにPixelのハードウェアは、歴史的にGoogleのAI技術革新のためのショーケースとなっている)。代わりに彼らは、ミッドレンジ・ラインナップに力を入れることにしたようだ。
いずれのスマートフォンも手頃な価格で、飽和し切ったこの市場でパッと伸びる可能性が高いだろう。むしろこの件は最先端の技術よりも重要になっている。報道によればグーグルは今年のPixel 5 スマートフォンの生産台数を100万台以下にする予定なのだそうだ。5G接続可能なPixel5はおおよそ80万台程度の生産となる見込みらしい。
Pixel 5は名前だけ見ると後継機かもしれないが、QualcommのSnapdragon 855プロセッサから低消費電力のSnapdragon 765Gに交換したという点で、Pixel 4からのダウングレードであることは間違いない。一方、RAM容量は6GBから8GBにアップグレードされており、アプリの切り替えなどのタスクを高速化に寄与するだろう。Pixel 5はまた、4,080mAhのバッテリーを搭載している。これはこれまでのどのPixelよりも大容量となった。Googleは、ユーザーがどのアプリを起動したままにしておくかを選択できるモード「Extreme Battery Saver」を使用することで最大48時間使えるとしている。
バッテリーといえばPixel 5では、GoogleのPixel BudsなどのQi対応機器をワイヤレスで充電できる逆充電機能「Battery Share」を導入した。SamsungのGalaxy S10やS20シリーズに搭載されたQi逆ワイヤレス充電機能と同様のものだ。(次につづく)
【via VentureBeat】 @VentureBeat
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