Spiral CapitalとGO FUNDが戦略的提携、投資先の相互支援で

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左から:Spiral Capital 代表パートナー 奥野友和氏、GO FUND 代表パートナーの小池藍氏と三浦崇宏氏
Image credit: Spiral Capital, The Breakthrough Partners

Spiral CapitalThe Breakthrough Partners GO FUND(以下、GO FUND と略す)は8日、戦略的提携関係を締結したことを明らかにした。X-Tech やリアルテックとスタートアップの協業支援に注力してきた Spiral Capital と、クリエイティブ支援に強い GO FUND が手を組むことで、スタートアップに対し、より幅広い支援体制を構築する狙いがあるとみられる。

Spiral Capital は昨年、100億円規模の「Spiral Capital Japan Fund 2号」のほか、オープンイノベーションや CVC 運営支援に特化した子会社 Spiral Innovation Partners がセイノーホールディングス(東証:9076)らと物流テックに特化した70億円規模ファンド「Logistics Innovation Fund」を組成している

一方、GO FUND は昨年10億円規模となる1号ファンドを組成。山口フィナンシャルグループ(東証:4818)、ふくおかフィナンシャルグループ(東証:8354)、アイレップらを LP に迎え、これまでにフードデリバリの Chompy や 「お金の健康診断」「オカネコ」運営の 400F(フォーハンドレッドエフ)に出資したことを明らかにしている。

今回の提携について、Spiral Capital 代表パートナーの奥野友和氏は BRIDGE の取材に次のように語ってくれた。

ファームなど出身のプロフェッショナルが多い Spiral Capital と、クリエイティブの支援を得意とする GO FUND。双方明確に色があるので、Spiral Capital の投資先にとってはマーケティングやブランディングのノウハウ、GO FUND の投資先にとっては、オープンイノベーションでの知見やネットワークを得られる好機となり、相互に補完関係になる。

また、GO FUND はシードやプレシリーズ A ラウンド、Spiral Capital はシリーズ A やシリーズ B ラウンドへの出資にフォーカスしているため、例えば、GO FUND が出資したアーリーステージのスタートアップのフォローオン出資について、Spiral Capital に〝トスアップ〟するような連携も考えられる。

昨夏の Chompy 出資の際に行ったインタビューで、GO FUND の GP で代表パートナーを務める小池藍氏は、出資先や LP の出資先(GO FUND からの出資先でなくてもよい)のスタートアップを集め、PR やクリエイティブに特化したワークショップを定期的に開催する計画を明らかにしていた。Spiral Capital の投資先についても、この機会に合流する可能性が考えられる。

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